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水平スクロールバーコントロール (HorizontalScrollBar)/垂直スクロールバーコントロール (VerticalScrollBar)
プロパティ
メソッド
イベント
サンプル
スクロールバーは、バー上のボタンを移動させることにより、最大値と最小値の範囲内で値を変化させることができます。
スクロールバーの設定
値の範囲の設定はMax(最大値)/Min(最小値)プロパティで行います。
トラッカー(スクロールバー上で移動可能な四角のボタン)が一番左側にあるとき、Valueプロパティは最小値になります。
一番右側にあるときは、Valueプロパティは最大値になります。左右のスクロールボタン(矢印ボタン)を押すとValueプロパティの値が増減します。
その際の増減量はSmallChangeプロパティで設定します。また、バーの部分(スクロールバーのボタン以外の部分)を押すと、同様に値が増減します。
増減量はLargeChangeプロパティで設定します。
タグのバインド
Valueプロパティに数値タグを出力バインドすることにより、オペレータはアナログ値の増減が行えるようになります。
以下のサンプルでは、中央の青色の四角をスクロールバーで移動させています。
横スクロールバーはX座標($D0、縦スクロールはY座標($D1)をそれぞれ出力バインドしています。
そして、青色の四角のLeftプロパティにX座標($D0、TopプロパティにY座標($D1)をそれぞれ入力バインドしています。
Valueが変化すると、OnValueChangedイベントが発生します。以下のサンプルでは、このイベントを利用して現在値を表示させています。
// 横スクロールのイベント event OnValueChanged(value) { parent.LabelX.Text = "x:" & ::CStr(value); } // 縦スクロールのイベント event OnValueChanged(value) { parent.LabelY.Text = "y:" & ::CStr(value); }