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アナログメーター2
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アナログメーター2は、タグから受け取った数値をメーター針で表示するための部品です。 メーター針による表示と併せて、数値表示も兼ね備えています。  | 
表示対象とするタグを入力タグ(_TagIn)に指定します。小数点桁数などのほか、区切り文字の表示の有無等、任意の数値書式フォーマットの指定が可能です。
また、メーター上に任意の範囲でゾーン表示を行うこともできます。例えば、計測値の安全な範囲や危険な範囲を帯状のゾーンとして表示できます。
入力タグとは別に、フォルト識別タグ(_TagFault)にフォルト識別用のタグを指定することにより、下位側から受け取った機器異常などの信号をもとにフォルト表示とすることもできます。
カスタムプロパティ
タグ設定  | 
入力タグ  | 
_TagIn  | 
入力タグのタグパスを指定します。  | 
フォルト識別タグ  | 
_TagFault  | 
フォルト識別タグのタグパスを指定します。  | 
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表示設定  | 
数値書式  | 
_Format  | 
数値書式フォーマットを指定します。  | 
小数点位置  | 
_DecimalPlace  | 
小数点桁数を整数で指定します。  | 
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キャプション  | 
_Caption  | 
キャプションを指定します。  | 
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単位  | 
_Unit  | 
単位を指定します。  | 
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最小値  | 
_Min  | 
値の最小値を指定します。メーターの表示幅として採用されます。  | 
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最大値  | 
_Max  | 
値の最大値を指定します。メーターの表示幅として採用されます。  | 
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キャプション色  | 
_CaptionColor  | 
キャプションの色を指定します。  | 
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単位色  | 
_UnitColor  | 
単位の色を指定します。  | 
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値テキスト色  | 
_ValueTextColor  | 
値の表示文字色を指定します。  | 
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値背景色  | 
_ValueFillColor  | 
値の背景色を指定します。  | 
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メーター表示  | 
針の色  | 
_NeedleColor  | 
メーター針の色を指定します。  | 
パネル色1  | 
_PanelColor  | 
メーターのパネル色を指定します。  | 
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パネル色2  | 
_FrameColor  | 
メーターのパネル色(外枠)を指定します。  | 
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背景パネル  | 
_ShowBackPanel  | 
背景パネルの表示/非表示を指定します。  | 
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背景パネル色  | 
_BackPanelColor  | 
背景パネルの色を指定します。  | 
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ゲージ色  | 
_GaugeLineColor  | 
ゲージ(目盛り)の線色を指定します。  | 
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テキスト色  | 
_GaugeTextColor  | 
ゲージ(目盛り)の文字色を指定します。  | 
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角の丸み  | 
_BackPanelRound  | 
背景パネルの角の丸みを指定します。円の直径をピクセル単位で指定します。  | 
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ゾーン表示  | 
ゾーン表示  | 
_ShowZoneLine  | 
ゾーン表示の表示/非表示を指定します。  | 
表示色  | 
_ZoneLineColor  | 
ゾーン表示の表示色を指定します。  | 
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最小値  | 
_ZoneLineMin  | 
ゾーン表示の最小値(開始位置)を指定します。  | 
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最大値  | 
_ZoneLineMax  | 
ゾーン表示の最大値(終了位置)を指定します。  | 
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表示幅  | 
_ZoneLineWidth  | 
ゾーン表示の帯の表示幅をピクセル単位で指定します。  | 
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その他  | 
表示値  | 
_Value  | 
本プロパティに対してスクリプトから表示値を直接代入することができます。  | 
使用例
1) 入力タグ指定あり/フォルト識別タグなし
入力タグで指定したタグの値を表示します。
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カスタムプロパティで定義された数値書式、小数点位置に従って数値が表示されます。  | 
入力タグの品質フラグがBADの時、フォルト表示となります。
 
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部品に黄色枠が表示され、点滅表示となります。  | 
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数値書式には様々な書式が用意されています(例:"@de"…ドイツ、"@ja"・・日本など)。尚、数値書式はカスタマイズすることもできます。例えばフォルト状態の時に表示する文字列( *** など)についても、自由に指定することができます。数値書式に関する詳細は 数値書式 を参照してください。  | 
2) 入力タグ指定あり/フォルト識別タグあり
フォルト識別タグを指定すると、機器のフォルト状態をタグ経由で受け取ることができます。例えば、機器の計測値とは別に故障状態(センサー異常など)を下位側から信号として受け取ることができる場合などに、当該信号のタグパスをフォルト識別タグに指定する事によって、入力タグの品質フラグの状態とあわせてフォルト表示を行うことが可能です。
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フォルト識別タグがFalseのときは、入力タグで受け取った値を通常どおり表示します。 
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フォルト識別タグがTrueの時、又は入力タグの品質フラグがBADの場合にフォルト表示となります。  | 
3) スクリプトによる値の代入
入力タグを指定せず、スクリプトから任意の数値を代入して表示することができます。
スクリプトから直接値を代入する場合、「_Value」プロパティに対して行います。
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スクリプトから値を直接代入する場合は、フォルト識別タグは使用できません。 スクリプトに関する詳細は「スクリプト」を参照してください。  | 
4) 数値書式の変更
数値書式を変更することで、さまざまな数値フォーマットで表示することができます。
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この例では数値書式に”@de”(ドイツ)を指定しています。 数値表示、ゲージ表示とも同様の書式が反映されます。 
 ※ドイツ書式では小数点がピリオドではなく、カンマで表示されます。  |