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文字表示2
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文字表示2は、タグから受け取った値をもとに、あらかじめカスタムプロパティで定義された文字列に置き換えて表示するための部品です。  | 
入力タグ(_TagIn)に表示対象とするタグ(カスタムプロパティとの比較値を受け取るタグ)を指定します。
入力タグとは別に、フォルト識別タグ(_TagFault)にフォルト識別用のタグを指定することにより、下位側から受け取った機器異常などの信号をもとにフォルト表示とすることもできます。
カスタムプロパティ
タグ設定  | 
入力タグ  | 
_TagIn  | 
入力タグのタグパスを指定します。  | 
フォルト識別タグ  | 
_TagFault  | 
フォルト識別タグのタグパスを指定します。  | 
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表示設定  | 
キャプション  | 
_Caption  | 
キャプションを指定します。  | 
値テキスト色  | 
_StatusTextColor  | 
文字列の表示文字色を指定します。  | 
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値背景色  | 
_StatusFillColor  | 
文字列の背景色を指定します。  | 
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キャプション色  | 
_CaptionColor  | 
キャプションの色を指定します。  | 
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背景パネル  | 
_BackPanelColor  | 
背景パネルの色を指定します。  | 
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値設定  | 
タグ値1  | 
_SelectValue  | 
入力タグとの比較値を設定します。必ずしも数値の連番である必要はなく、文字列を指定することもできます。  | 
タグ値2  | 
_SelectValue2  | 
入力タグとの比較値を設定します(同上)。  | 
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タグ値3  | 
_SelectValue3  | 
入力タグとの比較値を設定します(同上)。  | 
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タグ値4  | 
_SelectValue4  | 
入力タグとの比較値を設定します(同上)。  | 
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タグ値5  | 
_SelectValue5  | 
入力タグとの比較値を設定します(同上)。  | 
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表示文字1  | 
_StatusString  | 
タグ値1のときに置き換えて表示する文字列を設定します。  | 
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表示文字2  | 
_StatusString2  | 
タグ値2のときに置き換えて表示する文字列を設定します。  | 
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表示文字3  | 
_StatusString3  | 
タグ値3のときに置き換えて表示する文字列を設定します。  | 
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表示文字4  | 
_StatusString4  | 
タグ値4のときに置き換えて表示する文字列を設定します。  | 
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表示文字5  | 
_StatusString5  | 
タグ値5のときに置き換えて表示する文字列を設定します。  | 
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その他  | 
表示値  | 
_Value  | 
本プロパティに対してスクリプトから表示値を直接代入することができます。  | 
使用例
1) 入力タグ指定あり/フォルト識別タグなし
入力タグで指定したタグの値とタグ値1~5で定義した値を比較し、該当する値に対応した表示文字に置き換えて表示します。
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タグ値1のとき、表示文字1に置き換えられて表示されます。  | 
入力タグの品質フラグがBADの時、フォルト表示となります。
 
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部品に黄色枠が表示され、点滅表示となります。  | 
2) 入力タグ指定あり/フォルト識別タグあり
フォルト識別タグを指定すると、機器のフォルト状態をタグ経由で受け取ることができます。例えば、機器の計測値とは別に故障状態(センサー異常など)を下位側から信号として受け取ることができる場合などに、当該信号のタグパスをフォルト識別タグに指定する事によって、入力タグの品質フラグの状態とあわせてフォルト表示を行うことが可能です。
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フォルト識別タグがFalseのときは、入力タグで受け取った値に基づいて通常どおり表示します。 
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フォルト識別タグがTrueの時、又は入力タグの品質フラグがBADの場合にフォルト表示となります。 
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3) スクリプトによる値の代入
入力タグを指定せず、スクリプトから任意の比較値を代入し、表示文字に置き換えて表示することができます。
スクリプトから直接値を代入する場合、「_Value」プロパティに対して行います。
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スクリプトから値を直接代入する場合は、フォルト識別タグは使用できません。 スクリプトに関する詳細は「スクリプト」を参照してください。  | 
4) その他のカスタマイズ例
以下のようなカスタマイズを行うことができます。
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タグ値が0のとき「ON」、1のとき「OFF」とする。 また、ONのとき赤、OFFのとき緑に変化させる(バインド設定)。 
 
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バインドに関する詳細は「バインド」を参照してください。  |