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デマンド監視情報の出力タグ
デマンド警報の検出状態、前回デマンド値などの、デマンド監視に関する情報をタグに出力することができます。
各種情報の出力先となるタグは、デマンド監視の設定画面から指定することができます。
尚、標準プロジェクトのサンプルでは、あらかじめ以下のタグが登録された状態となっています。これらのタグを利用して、デマンド履歴のためのロギング・集計(「DemandSummary」サマリアクション)から利用したり、アラームサーバと連携して警報の監視を行ったりする事ができます。

登録されているユニット:DEMAND
種類:メモリデバイス
F01フォルダの配下には、以下のタグが登録されています。
名前(タグ名)  | 
デバイス  | 
使用目的  | 
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ALARM1 
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ビットタグ  | 
デマンド予測値が一次警報設定の閾(しきい)値を超えた場合、本タグがONします。このタグはデマンドの警報設定画面で警報出力タグとして指定されています。 
 
 
 尚、アラーム監視を行いたい場合は、このタグをアラームマスタに登録するようにします。 
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ALARM2 
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ビットタグ  | 
同上。上記の二次警報です。 
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ALARM3 
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ビットタグ  | 
同上。上記の三次警報です。  | 
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PAST1 
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数値タグ  | 
過去のデマンド値(前回デマンド)が格納されます。このタグは過去デマンド表示設定画面の値格納タグとして指定されています。 
 
 
 
 
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PAST2 
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数値タグ  | 
同上。前々回デマンドのデマンド値が格納されます。  | 
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ESTIMATE 
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数値タグ  | 
現在のデマンドサイクルの予測値が格納されます。このタグはデマンドの詳細設定画面で予測値出力タグとして指定されています。 
 
 
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RESET 
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ビットタグ  | 
デマンドサイクルがリセットされるタイミングでONとなります。このタグはデマンドの詳細設定画面でリセット出力タグとして指定されています。 
 
 
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CURRENTVALUE 
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数値タグ  | 
現在のデマンドサイクルの現在値が格納されます。このタグはデマンドの詳細設定画面で現在値出力タグとして指定されています。 
 
 
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デマンド監視の設定によって設定項目の数を追加した際には、上記のタグの登録もあわせて追加して下さい。 
 例)警報設定画面で警報を4つにした場合は、ALARM1〜ALARM4を登録する 
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デマンド監視対象となる計量ポイントが増える場合は、複数のデマンドアクションを登録する必要があります。その場合は、上記のフォルダ「F01」をコピーして利用するようにします。例えば、2つ目のデマンド監視が必要な場合は、「DEMAND.F02」フォルダを追加してF01フォルダ内のタグをそのままコピーするとともに、追加したデマンドアクションの設定画面から各出力タグとして設定するようにします。  |