| 
       << Click to Display Table of Contents >> マニュアル > 監視システム構築ガイド > サーバロジックの構築 > FA-Serverアプリケーションを終了させる | 
    
概要
ここではFA-Serverアプリケーション自身をアクションによって終了させる方法について解説します。
タグイベントを用いることで、PLCなどから受け取った信号をトリガとしてFA-Serverアプリケーションを終了させることができます。
使用アクション:シャットダウンアクション
サンプルのダウンロード
このページで紹介されている作成例には、サンプルが用意されています。
サンプルは以下からダウンロードすることができます。
動作確認
FA-Serverからサンプルのサーバ設定ファイルを読み込み、アプリケーションをオンラインにしてください(黄色矢印)。
オンライン後、U01.F01.T01にTRUEを書き込み、Serverアプリケーションが正常に終了することを確認してください。
設定手順
タグ設定
1.タグを設定します。

タグ名  | 
アドレス  | 
目的  | 
|---|---|---|
U01.F01.T01  | 
X0000  | 
アクションを実行するためのトリガとなるタグ  | 
アクションの設定
1.シャットダウンアクション「A01」を登録します。
 

2.シャットダウンタブから、シャットダウンの設定を行います。
 

•シャットダウン方法:アプリケーションを終了する。
 
イベントの設定
1.アクションを実行するためのタグイベントを作成します。
今回の例では、U01.F01.T01がTRUEになったらイベントが発生するように設定します。
 

 
実行アクションに「A01」を設定します。
 

このサンプルの応用
PCにUPS(無停電装置)が接続されている環境で停電発生によりUPSが作動した際に、シャットダウンアクションを使用してFA-Serverを正常に終了したり、OSをシャットダウンすることができます。
例として、IPLinkを介してタグにアクセスする独自の外部アプリケーションを作成する方法があります。具体的には、独自の外部アプリケーションとしては、起動されるとアクションを実行するタグイベントのトリガのタグにONを書き込むように実装しておき、UPSが停電を検知した際に、UPSに付属する専用アプリケーションから左記の外部アプリケーションを起動するように設定しておきます。
このような仕組みとすることで、UPSから起動された外部アプリからのトリガによって、本アクションを実行することができます。
  | 
上記のようなUPSとの連動の仕組みを構築するには、UPSの機能として、停電時に外部アプリケーションを実行することが可能な機種である必要があります。  | 
  | 
IPLinkクライアントライブラリ(Active-Xライブラリ)を使用すると、VisualBasic.NETなどの独自の外部アプリケーションからFA-Serverのタグに簡単にアクセスすることができます。IPLinkに関する詳細は、「IPLinkインターフェース」を参照してください。  |