概要
Ping(ICMP)を用いて、TCP/IPで接続されたコンピュータやネットワーク機器の状態を診断します。
タグ毎に各機器の状態をブール値（TRUE/FALSE）で表します。
TRUE - 相手機器から応答がある。
FALSE - 相手機器から応答がない。
設定ダイアログ詳細
通信設定
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•通信方法
通常「読込み通信を非同期で行う」を選択してください。
•更新時間
各相手機器の状態を確認する周期です。
•マルチスレッドで接続する...
本チェックが入っていない場合、複数のPingタグを1つのユニットに登録すると、タグの登録順にPingが行われます。その際に一件ずつPingの応答を待つため、応答時間が長い場合やタイムアウトの場合、次のPingタグの処理まで遅延が発生します。一方で、本チェックを入れる事により、登録されたPingタグの通信が並列で行われるため、遅延が発生しません。
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複数のPingタグを登録する場合、本設定（「マルチスレッドで接続する...」）にチェックを入れることを推奨します。ただし、チェックを入れた場合、Pingユニット内のタグが大量に登録されていると、タグの数分のスレッドリソースが使用されます。特に32bit版のアプリケーションでは使用できるスレッドの数の制限が厳しいため、Pingタグを大量に扱う場合は必ず動作確認を行ってください。
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タグのアドレス設定
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•相手IPアドレス
状態を診断したい機器のIPアドレスです。
•タイムアウト
応答までのタイムアウト時間です。
•リトライ
Ping応答失敗時のリトライ回数です。
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ネットワーク環境の状況等の影響でPingの応答が時々失敗するような場合に、タグフィルタで「移動平均」を設定することで、指定回数連続して失敗した場合にPing応答無しとみなすように設定する事ができます。
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