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マニュアル > コントロールリファレンス > 全コントロール共通 >
すべてのコントロールが共通的に持つメソッドのことを、共通メソッドと呼びます。
メソッド名
説明
スクリプト
アクション
ブラウザ
演算式
構文
AddTag
オブジェクト内のスクリプトからアクセスするタグを宣言する(タグを登録する)。これにより、
GetVal/ ReadVal/ WriteVal/ ReadRequestRefresh/ ReadRefresh/ WriteRequestRefresh/WriteRefresh でタグ値の入出力が行えるようになる。また、タグの値が変化したときに「OnTagValueChanged」イベントが呼び出されるようになる。
○
×
DelTag
タグの登録を解除する。タグの登録はフォームを閉じるときに自動的に解除されるため、特に理由がない限りDelTag を呼び出す必要はない。
ClearAllTag
すべてのタグの登録を解除する。
GetVal
タグの値をキャッシュから取得する(推奨・高速)。配列による一括読み込みも可能。
ReadVal
タグの値を取得する(DataSource の指定が可能)。但し、1 点のみのタグ読み込み。
WriteVal
タグへ値を書き込む(1 点のみのタグ書き込み)。
ReadRefresh
タグのキャッシュをリフレッシュする(推奨・高速)。配列による一括指定も可能。
WriteRefresh
タグの値をまとめて書き込み、キャッシュをリフレッシュする(推奨・高速)。
ReadRequest
読み込み要求を行う(ReadRequestRefresh とセットで使用する)。
ReadRequestRefresh
すべての読み込み要求を実行し、キャッシュをリフレッシュする(推奨・高速)。
WriteRequest
書き込み要求を行う(WriteRequestRefresh とセットで使用する)。
WriteRequestRefresh
すべての書き込み要求を実行し、キャッシュをリフレッシュする(推奨・高速)。
GetBindScript
バインド書式を取得する。
SetBindScript
バインド書式を設定する。
GetParentObj
親オブジェクトを取得する。
GetChildObj
子オブジェクトを取得する。
GetChildObjCount
子オブジェクトの個数を取得する。
GetObjIndex
自身のオブジェクトが親オブジェクトの何番目に存在するかを取得する。
GetProperty
プロパティ値を取得する。
SetProperty
プロパティ値を設定する。
CopyProperty
プロパティ値を他のオブジェクトからコピーする。
GetSourceProperty
初期に設定されているプロパティ値を取得する。
CallCommonEvent
共通イベント(OnCommonEvent)を呼び出す。
CallMethod
オブジェクトのメソッドを呼び出す。
HitTest
自身のオブジェクトが、指定したオブジェクト又は座標値と重なっているかどうかを判定する。
BringToFront
部品の位置を最前面に移動する。
BringToBack
部品の位置を最背面に移動する。
SetFocus
フォーカスを自コントロールに移動する。
LostFocus
フォーカスを自コントロールから外す。
StartDrag
XY双方向のドラッグを開始する。
StartDragX
X方向のみのドラッグを開始する。
StartDragY
Y方向のみのドラッグを開始する。
StopDrag
ドラッグを終了する。
IsDrag
オブジェクトがドラッグ中か否かを取得する。
Intersect
オブジェクト同士の重なっている領域を取得する。
GetMousePos
オブジェクトに対するマウスの相対位置の座標を取得する。
SetTimer
タイマーを開始する。
KillTimer
タイマーを終了する。
KillAllTimer
すべてのタイマーを終了する。
OpenDialog
フォームをダイアログとして開く。
OpenModalDialog
フォームをモーダルダイアログとして開く。
CloseDialog
ダイアログを閉じる。
Redraw
強制的に再描画を行う。
Animate
アニメーションでオブジェクトを動かす。
OpenMsg
簡易コモンダイアログのメッセージボックスを開く。
OpenModalMsg
簡易コモンダイアログのメッセージボックスをモーダルで開く。
CloseMsg
簡易コモンダイアログのメッセージボックスを閉じる。
OpenYesNoMsg
Yes/Noボタンを持った簡易コモンダイアログのメッセージボックスを開く。
OpenModalYesNoMsg
Yes/Noボタンを持った簡易コモンダイアログのメッセージボックスをモーダルで開く。
CloseYesNoMsg
Yes/Noボタンを持った簡易コモンダイアログのメッセージボックスを閉じる。
OpenYesNoCancelMsg
Yes/No/Cancelボタンを持った簡易コモンダイアログのメッセージボックスを開く。
OpenModalYesNoCancelMsg
Yes/No/Cancelボタンを持った簡易コモンダイアログのメッセージボックスをモーダルで開く。
CloseYesNoCancelMsg
Yes/No/Cancelボタンを持った簡易コモンダイアログのメッセージボックスを閉じる。
OpenPassword
簡易コモンダイアログのパスワードダイアログを開く。
OpenModalPassword
簡易コモンダイアログのパスワードダイアログをモーダルで開く。
ClosePassword
簡易コモンダイアログのパスワードダイアログを閉じる。
OpenNumKey
簡易コモンダイアログの数値キーボードを開く。
OpenModalNumKey
簡易コモンダイアログの数値キーボードをモーダルで開く。
OpenNumKeyEdit
簡易コモンダイアログのエディットボックス専用の数値キーボードを開く。
OpenModalNumKeyEdit
簡易コモンダイアログのエディットボックス専用の数値キーボードをモーダルで開く。
CloseNumKey
簡易コモンダイアログの数値キーボードを閉じる。
OpenTextKey
簡易コモンダイアログのテキストキーボードを開く。
OpenModalTextKey
簡易コモンダイアログのテキストキーボードをモーダルで開く。
OpenTextKeyEdit
簡易コモンダイアログのエディットボックス専用のテキストキーボードを開く。
OpenModalTextKeyEdit
簡易コモンダイアログのエディットボックス専用のテキストキーボードをモーダルで開く。
CloseTextKey
簡易コモンダイアログのテキストキーボードを閉じる。
OpenCalendar
簡易コモンダイアログのカレンダーダイアログを開く。
OpenModalCalendar
簡易コモンダイアログのカレンダーダイアログをモーダルで開く。
CloseCalendar
簡易コモンダイアログのカレンダーダイアログを閉じる。
OpenFormMap
フォームマップダイアログを開く。
OpenModalFormMap
フォームマップダイアログをモーダルで開く。
CloseFormMap
フォームマップダイアログを閉じる。
SetFormMap
フォームマップダイアログにフォームを設定する。
ClearFormMap
フォームマップダイアログに設定したフォームを解除する。
RefreshFormMap
フォームマップダイアログの画面を更新する。
OpenColor
簡易コモンダイアログのカラー選択ダイアログを開く。
OpenModalColor
簡易コモンダイアログのカラー選択ダイアログをモーダルで開く。
CloseColor
簡易コモンダイアログのカラー選択ダイアログを閉じる。
OpenSearch
簡易コモンダイアログの検索ダイアログを開く。
OpenModalSearch
簡易コモンダイアログの検索ダイアログをモーダルで開く。
CloseSearch
簡易コモンダイアログの検索ダイアログを閉じる。
OpenCommonDialog
コモンダイアログを開く(※簡易コモンダイアログカスタマイズ用)。
OpenModalCommonDialog
コモンダイアログをモーダルで開く(※簡易コモンダイアログカスタマイズ用)。
CloseCommonDialog
コモンダイアログを閉じる(※簡易コモンダイアログカスタマイズ用)。
OpenWindowsDialog
ウインドウズダイアログを開く。
AddExpression
式の登録を行う。
DelExpression
式の登録を解除する。
DelAllExpression
すべての式を登録解除する。
ダイアログ関連のメソッドは共通メソッドとして提供されています。例えば、「this.OpenDialog (...)」のようにフォームのメソッドとして実行することも、「::OpenDialog(...)」のようにルートのメソッドとして実行することもできます。いずれの呼び出し方でもダイアログはフォームの裏には隠れませんが、複数のダイアログを同時に表示した場合、両者には階層表示の動作に違いがあります。
■フォームのメソッドとして実行した場合
表示されたダイアログは呼び出し元のオブジェクトよりも必ず前面になるように表示されます(つまり、呼び出し元の裏に隠れない。従って、表示されたダイアログの中から更に別のダイアログを表示すると、後に表示したダイアログは先に表示したダイアログより必ず前面に表示されます。
■ルートのメソッドとして実行した場合
前述に対し、ルートのメソッドとして複数のダイアログを表示させた場合には、各ダイアログは同一の階層にあるものとして位置付けられるため、階層表示に依存関係は生じません。つまり、オペレータは複数のダイアログ表示をマウスで自由に前後できるようになります。