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入力バインド用メソッド。指定された周期で点滅値を返す。
構文
B.BF(
Interval, Value1,
Value2
)
or
BlinkFormat )
パラメータ
Interval
型:
文字
本パラメータで指定した周期に従って、点滅値1、点滅値2を一定周期で交互に返します。
"1000"等の数値を指定すると、指定したミリ秒周期で点滅処理を行います。
数値を直接指定するほか、以下の書式で点滅周期を指定することもできます。
"@FAST" : 高速点滅(デフォルトで500ミリ秒周期)
"@MEDIUM" : 中速点滅(デフォルトで1000ミリ秒周期)
"@SLOW" : 低速点滅(デフォルトで3000ミリ秒周期)
尚、上書式の@FASTなどの周期は、BlinkConfルートプロパティで自由に変更することができます。
詳細については「点滅周期について」を参照してください。
Value1
点滅値1を指定します。
点滅値2を指定します。
BlinkFormat
パラメータをInterval、Value1、Value2で分けて指定せず、ブリンク書式として1つのパラメータでまとめて指定することができます。
ブリンク書式は以下のような定義を行うことができます。
例)
"1000;#FF0000;#00FF00" ・・・1秒周期で#FF0000と#00FF00で点滅
"1000;ABC;DEF" ・・・1秒周期で"ABC"と"DEF"で点滅
"@FAST;ERROR" ・・・@FASTの周期で"ERROR"と空文字で点滅
"@FAST;TRUE" ・・・@FASTの周期でTrueとFalseの点滅(※”TRUE”と”FALSE”は文字列ではなく真偽値として判定する)
"1000;123;999" ・・・1秒周期で123と999で点滅
戻り値
該当する点滅値を返す。
解説
バインド専用の点滅処理のための関数です。指定した点滅周期に従って点滅値1、点滅値2を交互に返します。
また、点滅周期と点滅値をブリンク書式としてまとめて渡すこともできます。
点滅値は色のみに限らず、文字列、数値なども自由に指定することができます。
例
以下のように指定すると、1秒周期(1000ミリ秒周期)で、"#FF0000" と "#00FF00"を点滅させます。
B.BF("1000", "#FF0000", "#00FF00")
ブリンク書式を使用した例です。以下は上例と同じ結果となります。
B.BF("1000;#FF0000;#00FF00")
以下は、文字列を点滅周期で切り替える例です(ブリンク書式にて指定)。
B.BF("1000;ABC;DEF")
以下は、@FASTの周期に従って、"ERROR"と空文字を切り替えます。
B.BF("@FAST;ERROR")
以下は、@FASTの周期に従って、TrueとFalseを切り替えます。
”TRUE”と”FALSE”は文字列ではなく真偽値として認識します。
B.BF("@FAST;TRUE")
以下は、1秒周期で123と999の数値を切り替えます。
B.BF("1000;123;999")
サポート対象
×
スクリプトアクション
サーバのスクリプトVer2アクションで使用可能
ブラウザスクリプト
ブラウザのスクリプトにて使用可能
○
演算式構文
演算式構文(バインド書式など)にて使用可能
参照
B.In