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マニュアルの読み方
本章はリファレンス情報のみ記述されています。
構築手順につきましては、監視システム構築ガイドの「バックグラウンドで独自のロジックを実行する(SC2)」を参照ください。
本アクションの特長
スクリプトVer2アクションでは「SC2構文」を用いたスクリプトを実行することができます。
SC2構文では、if文(条件分岐)やfor文(繰り返し処理)の記述や独自の関数定義など、高度なスクリプトを記述することができます。また、タグの値変化を受け取るOnTagValueChangeイベントや、あらかじめ登録した計算式の条件成立を受け取るOnExpressionValueChangedなど、多彩なイベント機能を搭載しています。
スクリプトVer2アクションのスクリプトはテキストファイルに記述します。このテキストファイルを「スクリプトファイル」と呼び、スクリプトVer2アクションの設定画面ではスクリプトファイルのパスを指定する必要があります。又、本アクションを実行するには、定周期イベントなどのPanel Serverのイベントから、スクリプトを実行する周期やタイミングで呼び出しを行います。
スクリプトVer2で利用可能な構文については、スクリプトVer2 (SC2構文)を参照して下さい。 |
スクリプトVer2アクションは複数登録する事も可能です。個々のアクションは別スレッドによって並列的に動作するため、各スクリプトVer2アクションのスクリプトファイルのロジックを並列的に実行することができます。 |
スクリプトVer2アクションで指定するスクリプトファイルは暗号化することができます。詳細については「スクリプトファイルの暗号化(スクリプトVer2)」を参照してください。 |
アクションの設定
以下に、本アクションの設定項目について解説します。
アクション仕様 |
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パラメータ |
なし。
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ダイアログ |
■スクリプト スクリプトタブでは、本アクションで実行するスクリプトファイルのパスを指定します。 スクリプトによって実行したい処理そのものについては、別途、メモ帳などでスクリプトファイル(テキストファイル)を作成して、当該ファイルに対して記述してください。
■スクリプトファイルのファイル名について
スクリプトを暗号化しない場合は、テキスト形式のファイル(拡張子「.txt」)を指定します(例:script.txt)。 暗号化したスクリプトファイルを指定する場合は、拡張子「.enc」)を指定します(例:script.enc)。
ここで、スクリプトファイルの拡張子に「.*」を指定することもできます(例:script.*)。この場合、「.txt」もしくは「.enc」を読み込む動作となります。もし、両方共のファイルが存在する場合「.txt」が優先されます。実際に読み込まれたスクリプトファイル名はPanel Serverのアウトプットログに出力されます。
スクリプトファイルの暗号化に関する詳細については「スクリプトファイルの暗号化(スクリプトVer2)」を参照してください。又、アウトプットログについては「アウトプットログの保存設定」を参照してください。
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「詳細設定」タブでは、アクションの実行前などのタイミングでスクリプト(SC1)を実行したり、アクションの処理実行タイミングの調整(実行待ち時間の設定)を指定したりする事ができます。各アクションの詳細設定については「アクションの詳細設定タブの設定」を参照してください。 |