ControlLogix 1756-ENET

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ControlLogix 1756-ENET

接続例について

本ドライバの接続設定例については以下を参照してください。

 

対象機種など

説明

接続例【Logix5550】

アレンブラッドリLogix-5550シリーズとの接続設定例です。

 

 

※その他の対応機種との接続については、上記を参考に設定してください。

 

 

デバイス一覧

対応するデバイスは以下のとおりです(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい)。

 


データタイプ

Read max

Write max

Bit

BOOLEAN

1

1

Bit array (32bit)

BOOLEAN ARRAY(32bit chunks)

123 (123*32=3936bit)

58 (58*32=1856bit)

8 bit integer

SINT

1

1

8 bit integer array

SINT ARRAY

492

232

16 bit integer

INT

1

1

16 bit integer array

INT ARRAY

246

116

32 bit integer

DINT

1

1

32 bit integer array

DINT ARRAY

123

58

32 bit float

REAL

1

1

32 bit float array

REAL ARRAY

123

58

String

STRING

1

1

String array

STRING ARRAY

5

2

 

 

タグの設定について

アレンブラッドリ社PLCは三菱やオムロンなどのPLCと異なり、タグベースのアドレス体系になっています。設定は以下のタグプロパティダイアログのとおり、アレンブラッドリPLC側のタグ名を設定するだけです。

 

c_plc_0549

 

アイテム名は以下の規則で指定できます。

 

TAG名(.サイズ) (.データタイプ)

TAG名[x] (.サイズ) (.データタイプ)

TAG名[x,y] (.サイズ) (.データタイプ)

TAG名[x,y,z] (.サイズ) (.データタイプ)

 

サイズの最大値は上表のRead Max(読込のみのタグの場合)/Write Max(読み書きするタグの場合)で指定された数が上限になります。

 

例えばREAL型のタグ「DATA[1][2][3]」がPLCに設定されている場合、上画像ダイアログのアイテム名に「DATA[1,0,0]」と指定すると配列の要素を直接指定できます(「DATA」のみだと「DATA[0,0,0]」との通信になります)。

また、末尾にサイズを付加することにより、配列として扱えます。「DATA.100」とすると、「DATA[0,0,0]」から100個分のデータを配列として扱えます。同様に「DATA[1,2,0].100」はDATA[1][2][0]から100タグ分の配列になります。

ただし、サイズの最大値は上表のRead Max/WriteMaxで指定された数が上限になります。

 

また、Bit型の配列の場合、32bit単位の整数として扱われます。すなわち1サイズが32ビット分になります。0bit目から31bit目まで順番にパックされます。

 

また、データタイプについては省略できます。省略した場合、初期通信時に、タグのデータ型を自動的に取得し内部で処理されます。ただし、タグが大量にある場合、通信開始時にデータ型を取得するための通信がタグの数だけ発生するため、第1回目の通信が遅くなる可能性があります。その場合、データタイプをそれぞれのタグに指定することにより、データ型を取得するための通信が発生しないため、スムーズに通信を開始できます。

 

データタイプで指定できる型はBOOLEAN / SINT / INT / DINT / READ / STRINGです。

 

例)

TAG01..INT                // TAG01.1.INTと同じ意味です。データサイズが1の場合ドットの間の1は省略出来ます。

TAG02..DINT

TAG03.[10].5.STRING

 

また、タグ名にドット「.」が含まれる場合、タグ名をシングルクォーテーションで括って下さい。

 

例)

例1)'ABC.DEF'                // タグ名に「.」が含まれているためシングルクォーテーションで括る

例2)'ABC.DEF'[1].2        // 配列やサイズの指定はシングルクォーテーションの後に指定して下さい。

 

hint

ControlLogixの通信ドライバは、PLCに対してPLCタグ名の文字列を用いて通信の問い合わせしているため、タグ名の文字列が長いとそれだけ、1回のパケットでまとめて通信できる量が減ってしまいます。

PLCのタグ名はなるべく短くした方が早く通信できます。

たとえば、1000個のタグを定義する場合、「TAG_ABC_EFG[0]..INT」~「TAG_ABC_EFG_[999]..INT」よりも「T[0]..INT」~「T[999]..INT」の方が、より早く通信ができます。