公開プロトコル(Ethernet)

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公開プロトコル(Ethernet)

概要

本編では、三菱電機の公開プロトコルを使用したEthernetによるデバイスとの接続について説明します。

 

 

対応機種

接続機器対応一覧

接続方式

シリーズ/機種等

接続ユニット

対応ドライバ

Ethernet

Qシリーズ

QnUDEシリーズ

QnUDVシリーズ

Lシリーズ

iQ-Rシリーズ

・CPU付属ポート

・QJ71E71-100

・QJ71E71-B2

・QJ71E71-B5

・QJ71E71相当

三菱電機(公開)-Ethernet

MELSEC-Q/L/iQ-R アクセス局1~3

※バイナリ及びアスキープロトコル選択可能

 

【接続時使用プロトコル】

MCプロトコル

Q-Fシリーズ FX5

・CPU付属ポート相当

三菱電機(公開)-Ethernet

MELSEC- iQ-Fシリーズ FX5

※バイナリ及びアスキープロトコル選択可能

 

【接続時使用プロトコル】

MCプロトコル

QnAシリーズ

・AJ71QE71N-B2

・AJ71QE71N-B5T

・AJ71QE7相当

三菱電機(公開)-Ethernet

MELSEC-QnAシリーズ アクセス局1~2

※バイナリ及びアスキープロトコル選択可能

 

【接続時使用プロトコル】

MCプロトコル

Aシリーズ

・AJ71E71相当

三菱電機(公開)-Ethernet

MELSEC-Aシリーズ

 

【接続時使用プロトコル】

MCプロトコル

FX3Uシリーズ

・FX3U-ENET-L

・FX3U-ENET-ADP

三菱電機(公開)-Ethernet

MELSEC-FXシリーズ

 

【接続時使用プロトコル】

MCプロトコル

 

attention

CPUユニットとリンクユニットの組み合わせについては、実際に機種の組み合わせが可能かどうかを機器メーカーへご確認ください。また、その組み合わせで、弊社接続時使用プロトコルで通信可能かどうかをご確認ください。

 

(参考資料)機種一覧

シリーズ

機種等

iQ-Rシリーズ

R04CPU、R08CPU、R16CPU、R32CPU、R120CPUなど

Qシリーズ

Q03UDVCPU、Q04UDVCPU、Q06UDVCPU、Q13UDVCPU、Q26UDVCPU、Q00UJCPU、Q00UCPU、Q01UCPU、Q02UCPU、Q03UDCPU、Q04UDHCPU、Q06UDHCPU、Q10UDHCPU、Q13UDHCPU、20UDHCPU、Q26UDHCPU、Q03UDECPU、Q04UDEHCPU、Q06UDEHCPU、Q10UDEHCPU、Q13UDEHCPU、Q20UDEHCPU、Q26UDEHCPU、Q50UDEHCPU、Q100UDEHCPU、Q00JCPU、Q00CPU、Q01CPU、Q02CPU、02HCPU、Q06HCPU、Q12HCPU、Q25HCPU、Q02CPU-A、Q02HCPU-A、Q06HCPU-A

など

Lシリーズ

L02SCPU、L02SCPU-P、L02CPU、L02CPU-P、L06CPU、L06CPU-P、L26CPU、L26CPU-P、L26CPU-BT、L26CPU-PBT

など

QnAシリーズ

Q2ACPU、Q2ASHCPU、Q2AS1CPU、Q2ASCPU-S1、Q3ACPU、Q4ACPU、Q4ARCPU

など

Aシリーズ

A1CPU、A1CPUP21、A1CPUR21、A2CPU、A2NCPU、A2CPUP21、A2CPUR21、A2CPU-S1、A2CPUP21-S1、A2CPUR21-S1、A3CPU、A3CPUP21、A3CPUR21、A1NCPU、A1NCPUP21、A1NCPUP21-S3、1NCPUR21、A2NCPU、A2NCPUP21、A2NCPUP21-S3、A2NCPUR21、A2NCPU-S1、A2NCPUP21-S1、A2NCPUP21-S4、A2NCPUR21-S1、A3NCPU、A3NCPUP21、A3NCPUP21-S3、A3NCPUR21

など

FX0シリーズ

FX0-14MR、FX0-20MR、FX0-30MR、FX0-14MT、FX0-20MT、FX0-30MTなど

FX2シリーズ

FX2-16MR、FX2-16MS、FX2-16MT、FX2-24MR、FX2-24MS、FX2-24MT、FX2-32MR、FX2-32MS、FX2-32MT、FX2-48MR、FX2-48MS、FX2-48MT、FX2-64MR、FX2-64MS、FX2-64MT、FX2-80MR、FX2-80MS、FX2-80MT、FX2-128MR、FX2-128MT

など

FX3Uシリーズ

FX3U-128MR/ES、FX3U-128MT/ES、FX3U-128MT/ESS、FX3U-16MR/DS、FX3U-16MR/ES、FX3U-16MT/DS、FX3U-16MT/DSS、FX3U-16MT/ES、FX3U-16MT/ESS、FX3U-32MR/DS、FX3U-32MR/ES、FX3U-32MR/UA1、FX3U-32MS/ES、FX3U-32MT/DS、FX3U-32MT/DSS、FX3U-32MT/ES、FX3U-32MT/ESS、FX3U-48MR/DS、FX3U-48MR/ES、FX3U-48MT/DS、FX3U-48MT/DSS、FX3U-48MT/ES、FX3U-48MT/ESS、FX3U-64MR/DS、FX3U-64MR/ES、FX3U-64MR/UA1、FX3U-64MS/ES、FX3U-64MT/DS、FX3U-64MT/DSS、FX3U-64MT/ES、FX3U-64MT/ESS、FX3U-80MR/DS、FX3U-80MR/ES、FX3U-80MT/DS、FX3U-80MT/DSS、FX3U-80MT/ES、FX3U-80MT/ESS

など

 

 

設定ダイアログ詳細(公開プロトコル)

Ethernet共通

 

パソコン側設定

c_plc_0045

 

 

パソコンIPアドレス
パソコンのIPアドレスです。自動を選択すると、デフォルトのIPアドレスが設定されます。

 

パソコンポート番号
パソコン側のポート番号です。「自動」にすると、空きポートが選択されます。
UDPでなくTCPで通信を行う場合は、自動にします。

 

ユニット側設定

c_plc_0046

 

 

ユニットIPアドレス
PLCのIPアドレスです。

 

ピングテスト
ピングテストを行います。成功した場合は物理的にネットワークが接続されていることを意味します。

 

ユニットポート番号
PLCのポート番号です。

 

通信詳細

c_plc_0047

 

 

待ち時間
PLCからの応答タイムアウト時間です。

 

リトライ回数
通信エラー時に設定した回数だけリトライします。

 

プロトコル
UDPかTCPを選択します。

 

パソコン側ポート番号を他のPLCと共用する
本PLCの場合、特に意味はありません。

 

その他詳細設定

c_plc_0048

 

最小通信インターバル
PLCからデバイスの値を受信してから、つぎの送信を行うまでの、パソコン側の待ち時間を指定します。

 

CPU監視タイマ
パソコンからコマンドを受信してから、それに対する応答を返すまでの、PLC側の待ち時間を指定します。MELSECNETやCC-Linkなど経由で他のPLCのデバイスを参照している場合は、必ず適当な時間を設定します(CPU監視タイマに0を指定し、他のPLCの電源が落ちるなどの状態になった場合、Ethernet通信自体ができなくなります)。
詳しくは、PLCのマニュアルを参照してください。