数値書式

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数値書式

概要

本章では、数値書式の仕様について解説します。

 

数値書式とは、小数点や区切り文字、基数などの、数値の表示に関するフォーマットを指定するための書式仕様です。数値書式を指定する場面としては、部品ライブラリの「数値表示部品」のフォーマットの指定や、CNumberToLocale(NL)などの数値表示のためのメソッドに渡す数値書式フォーマットなどが挙げられます。

 

FA-Panelは数値書式の設定を柔軟に行うことができます。世界各国の数値書式での表示のほか、ユーザー独自の書式を設定することもできます。

 

(ライブラリ部品による様々な数値表示)

cr_0135

 

 

数値書式を指定する方法としては、以下の方法があります。

 

 

項目

概要

システム書式

システム書式は、FA-Panelのシステム内部であらかじめ用意されている書式です。

 

数値書式のシステム書式には以下の種類が用意されています。

 

種別

数値書式名

デフォルト書式

@NUMBER

ANSI書式

@ANSI

ISO書式

@ISO

地域書式(自動切替)

@LOCALE

地域書式(固定)

@ja、@en、@de などのロケールIDで直接指定する

2進数書式

@BIN

8進数書式

@OCT

16進数書式

@HEX

 

システム書式に関する詳細については、「数値書式(システム書式)」を参照してください。

 

ユーザー書式

ユーザー書式は、ユーザー側で自由な書式を定義して登録することができます。

 

数値書式のユーザー書式の定義はNumberFormatConfルートプロパティに対して登録します。

 

尚、ユーザー書式の定義にて、システム書式のデフォルト書式(@NUMBER)やANSI書式(@ANSI)を上書きして定義することにより、デフォルト書式の振る舞いを自由にカスタマイズすることもできます。

 

ユーザー書式に関する詳細については、「数値書式(ユーザー書式)」を参照してください。

 

attention

ユーザー書式は、サーバスクリプト2(SC2)からは指定することはできません。

 

 

 

hint

数値表示関連のメソッドなどで数値書式の指定を省略すると、上表のシステム書式の「@NUMBER」(デフォルト書式)を指定した場合と同等の動作となります。