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デマンド予測の計算方法について
デマンド監視の予測線の傾きの算出方法は、デマンド詳細設定画面の予測値計算方法から選択します。
計算方法は、以下の3種類から選択することができます。
計算方法 |
内容 |
TWOPOINTS |
計算時点の現在時刻のデータと、予測計算時間(分)で指定した時間分離れた最も直近のデータの2点を通る直線(予測線)を引き、予測線上にあるデマンド時限終了時点のデマンド電力の予測値を求めます。
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MOVING_AVERAGE |
計算時点の現在時刻のデータと、予測計算時間(分)で指定した時間分離れた最も直近のデータの2点を通る直線(予測線)を引き、予測線上にあるデマンド時限終了時点のデマンド電力の予測値を求めます。 その後、さらに1つ前の過去データを基点として、予測計算時間(分)で指定した時間分離れた最も直近のデータを基に予測値を求めます。これを、「移動平均回数」で指定した件数だけ繰り返し、最終的にそれらの予測値の平均を求めます(つまり、二点算出法で算出された結果を、移動平均回数分過去にさかのぼり求めて、それらの平均を求めます)。
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LEAST_SQUARES_METHOD (最小二乗法) |
計算時点の現在時間から予測計算時間(分)で指定した時間範囲内にあるデマンド電力の時系列データに基づき、最小二乗法により増分の傾きを求めて、直近のデマンド電力値1点を通る直線(予測線)を引き、予測線上にあるデマンド時限終了時点のデマンド電力の予測値を求めます。
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上表計算方法は、いずれも「予測開始時間(分)」で指定した時間の経過後に予測値計算が開始されます。デマンド電力の予測線は計算開始後に表示されます。
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