項目

説明

計算式、備考など

稼働率（%）

本稼働監視機能では、時間基準による稼働率を採用しており、以下のいずれかの方法を選択することができます。

■時間集計から求める

この方法では、「稼働時間」「停止時間」「異常時間」「その他時間」の4つの集計分類毎の時間のうち、どの時間を総時間に含めるのかを自由に選択することができます。デフォルト設定では、 総時間 = 稼働時間 + 停止時間 + 異常時間 + その他時間 となっており、以下の計算式となります。

　　　稼働率 = 稼働時間 / (稼働時間 + 停止時間 + 異常時間 + その他時間) * 100

■固定値から求める

この方法では、あらかじめ設定された固定値を分単位で指定して稼働率を算出します。例えば、1日の総時間を24時間で固定する場合は、1440分と指定します。

稼働率 = 稼働時間 / 総時間 * 100

又は、

稼働率 = 稼働時間 / 固定値 * 100

進捗率（%）

生産目標に対する生産実績の進み具合を表します。

進捗率 = 生産実績 / 生産目標 * 100

タクトタイム

稼働時間を生産実績で除した時間です（単位：分）。１製品の生産に必要となる時間を表します。

タクトタイム = 稼働時間 / 生産実績

生産差異

生産目標に対する生産実績との差異です。目標とする個数に対する残数量を表します。

生産差異 = 生産目標 - 生産実績

稼働時間

集計分類を「稼働」として登録された稼働状態における、当日のON時間です（単位：分）。本時間の算出では優先度に従った時間が算出されます。例えば、同じ集計分類に複数の稼働状態が登録されており、それらの条件が同時に複数成立した場合は、優先度の一番高い稼働状態のON時間が加算されます。稼働状態の優先度に関する詳細については「稼働状態の優先度について」を参照してください。

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異常時間

集計分類「異常」に属する稼働状態の当日のON時間です（単位：分）。稼働時間と同様、優先度に従って時間を算出します。

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停止時間

集計分類「稼働停止」に属する稼働状態の当日のON時間です（単位：分）。稼働時間と同様、優先度に従って時間を算出します。

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その他時間

集計分類「その他」に属する稼働状態の当日のON時間です（単位：分）。稼働時間と同様、優先度に従って時間を算出します。

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稼働回数

集計分類を「稼働」として登録された稼働状態における、当日のON回数の合計です。回数の算出では優先度は関係なく、同じ集計分類に属する全ての稼働状態のON回数が加算されます。

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異常回数

集計分類「異常」に属する稼働状態の当日のON回数です。上記同様、優先度は関係ありません。

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停止回数

集計分類「稼働停止」に属する稼働状態の当日のON回数です。上記同様、優先度は関係ありません。

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その他回数

集計分類「その他」に属する稼働状態の当日のON回数です。上記同様、優先度は関係ありません。

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最長連続稼働時間

当日の稼働時間における、最長の継続ON時間です（単位：分）。優先度の考え方は稼働時間と同様です。

稼働状況モニタ画面のデータ選択では、「連続稼働時間」と表示されます。

最長連続異常時間

当日の異常時間における、最長の継続ON時間です（単位：分）。優先度の考え方は稼働時間と同様です。

稼働状況モニタ画面のデータ選択では、「連続異常時間」と表示されます。

最長連続停止時間

当日の停止時間における、最長の継続ON時間です（単位：分）。優先度の考え方は稼働時間と同様です。

稼働状況モニタ画面のデータ選択では、「連続停止時間」と表示されます。

最長連続その他時間

当日のその他時間における、最長の継続ON時間です（単位：分）。優先度の考え方は稼働時間と同様です。

稼働状況モニタ画面のデータ選択では、「連続その他時間」と表示されます。

ON時間1～10

各稼働状態の、当日のON時間を表示します（単位：分）。項目名の末尾の番号は、「稼働状態の収集設定」画面で登録されている各稼働状態の状態IDです。これらの時間の算出においても、稼働時間と同様に優先度に従った時間が算出されます。

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ON回数1～10

各稼働状態の当日のON回数です。項目名の末尾の番号は、「稼働状態の収集設定」画面で登録されている各稼働状態の状態IDです。回数の算出では優先度は関係なく、各稼働状態のそれぞれのON回数が加算されます。

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「最長連続稼働時間」「最長連続異常時間」「最長連続停止時間」「最長連続その他時間」の算出処理は、内部処理の都合上、処理タイミングによっては数秒程度の誤差が生じる場合があります。