接続手順

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接続手順

概要

本編では、FL-netとの接続について説明します。

 

 

対応機種

接続機器対応一覧

接続方式

シリーズ/機種等

接続ユニット

対応ドライバ

FL-net

CenturySystems

・FL-PCI

FL-Net-FL-PCI

CentrySystems

 

【接続時使用プロトコル】

FL-net

 

 

本パッケージは以下のファームウェアで接続確認を行っています。

ボード

接続プロトコル

ファームウェア

FutureNet FL-PCI/V2

FL-net (OPCN-2 ver.1)

49

FL-net (OPCN-2 ver.2)

1006

FutureNet FL-PCI/V2-100

FL-net (OPCN-2 ver.2)

2006

FutureNet FL-PCI/V2-100L

FL-net (OPCN-2 ver.2)

2007

 

 

ノードの設定について

 

通信設定

c_plc_0709

通信相手となるノードはフォルダの設定で行います。フォルダの設定では、メッセージ通信の宛先に使われます。

コモンメモリについては、相手先のノード設定は関係ありませんので、無視されます。

また、フォルダ内には自ノードおよび他ノードを問わず、コモンメモリのデバイス(CA/CB)を設定できます。ただし、他ノードの領域への値の書き込みはできません。

 

 

設定ダイアログ詳細

 

通信設定

c_plc_0707

 

 

自機IPアドレス
自機FL-net(FL-PCI)側のIPアドレスを指定します。

 

自機ノード
自機FL-net(FL-PCI)側のノード番号を指定します。

 

PCIカード
何枚目のPCIカードであるかを指定します。

 

通信詳細

c_plc_0708

 

ノード名
ノード名(ASCII10文字まで)を指定します。

 

書込最小通信インターバル
一度書き込みを行ってから次の書き込みを行うまでの、パソコン側の待ち時間を指定します。エラーコード「28」のエラーが発生する場合は、書込最小通信インターバルを5,10,15...と5msから5msずつ時間を調整してください。

 

待ち時間
通信処理でのタイムアウト時間を、ミリ秒単位で指定します。通常はデフォルト値を使用してください。

 

トークン監視間隔
全ノードへ通知され、ノードの離脱を検地するために使用されます。ms単位で、1から255が設定可能です。「トークン監視間隔算出方法について」を参照してください。

 

最小フレーム間隔
ネットワーク全体で、各ノードが最低限フレームを送信するまで待たなければならない時間を最小フレーム間隔と言います。設定は100μs単位で0から50が設定可能です。

 

コモンメモリ1開始アドレス
自機FL-net(FL-PCI)のコモンメモリ領域1の開始アドレスです。単位はワード単位で0から512が設定可能です。

 

コモンメモリ1開始サイズ
自機FL-net(FL-PCI)のコモンメモリ領域1のサイズです。単位はワード単位で0から512が設定可能です。

 

コモンメモリ2開始アドレス
自機FL-net(FL-PCI)のコモンメモリ領域2の開始アドレスです。単位はワード単位で0から8191が設定可能です。

 

コモンメモリ2開始サイズ
自機FL-net(FL-PCI)のコモンメモリ領域2のサイズです。単位はワード単位で0から8192が設定可能です。