接続例【iQ-Fシリーズ】

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接続例【iQ-Fシリーズ】

概要

iQ-Fシリーズ FX5とRS-232Cでの接続例です。iQ-FシリーズはGX-Developerでは設定を行うことができないため、GX-Works3を使用します。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

FX5UCPU

通信ユニット

FX5-232ADP

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows8 Professional 64Bit

ツール

GX-Works3 Ver1.008J

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

交信プロトコル設定

MCプロトコル(形式1)

通信速度設定

19200bps

動作設定

独立

データビット

7

パリティビット

あり

奇数/偶数パリティ

偶数

ストップビット

1

サムチェックコード

あり

RUN中書込み

許可

局番設定

0

パソコン側の設定

ユニット設定

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200bps

バイトサイズ

7bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

サムチェック

あり

プロトコル

形式1

フォルダ及び通信テスト時設定

局番

0

ネットワーク番号

0

PC番号

FF

要求先ユニットI/O番号

3FF

要求先ユニット局番号

0

自局番号

0

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

PLC側の設定

「R08CPU」に設定を行います。設定はGX-Works3などで行います。

 

1.GX- Works3を起動して、新規プロジェクトを作成する

 

2.メニューの「オンライン」-「接続先指定」を開き、PLCと通信ができることを確認する

 

3.ナビゲーションツリーの「パラメータ」-「ユニット情報」-「接続するユニット名(ここではFX5-232ADP))」-「ユニットパラメータ」をダブルクリックして、基本設定項目から、パラメータ設定を以下のように行う
c_plc_0074           c_plc_0075
 

設定

設定内容

プロトコル形式

MCプロトコル

データ長

7bit

パリティ

偶数

ストップビット

1bit

ボーレート

19200bps

サムチェック

付加する

 

4.固有設定項目から、以下のように設定を行う
c_plc_0076

 

設定

設定内容

局番設定

0

伝文パターン

パターン1

タイムアウト時間

10ms(環境に合わせて設定)

 

5.メニューの「オンライン」-「シーケンサへの書込み」で、パラメータをPLCへ書き込む
c_plc_0077

 

attention

パラメータ設定後は、PLCの電源を1度落とすなどして、設定の反映を行う必要があります。リモートリセットがツールから行える場合がありますが、確実に反映させるために、電源を1度落とすことをお勧めします。

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する
 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0078

 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0079
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0064
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200

バイトサイズ

7bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

 

5.「その他設定」を開き、以下のように設定を行う
c_plc_0065
 

設定

設定内容

サムチェック

チェックを入れる

プロトコル

形式1

 

6.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0068
 

7.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0067
 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。