Ping(ICMP)

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Ping(ICMP)

概要

Ping(ICMP)を用いて、TCP/IPで接続されたコンピュータやネットワーク機器の状態を診断します。

 

タグ毎に各機器の状態をブール値(TRUE/FALSE)で表します。

 

TRUE        - 相手機器から応答がある。

FALSE        - 相手機器から応答がない。

 

 

設定ダイアログ詳細

通信設定

c_plc_0753

 

 

通信方法
通常「読込み通信を非同期で行う」を選択してください。

 

更新時間
各相手機器の状態を確認する周期です。
 

並列処理を行う...
複数のPingタグを1ユニットに登録し、本チェックが入っていない場合、タグの登録順にPingを行います。その際、一つずつPingの応答を待つため、応答時間が長い場合やタイムアウトの場合、次のPingタグは遅延が発生します。一方、本チェックを入れた場合、登録されたPingタグは並列にPing処理を行う為、遅延が発生しません。
 

attention

本設定(「並列処理を行う...」)はチェックを入れることを推奨します。ただし、チェックを入れた場合、Pingユニット内のタグが大量に登録されていると、タグの数分のスレッドリソースが使用されます。特に32bit版のアプリケーションでは使用できるスレッドの数の制限が厳しいため、Pingタグを大量に扱う場合は必ず動作確認を行ってください。

 

 

 

タグのアドレス設定

c_plc_0754

 

 

相手IPアドレス
状態を診断したい機器のIPアドレスです。

 

タイムアウト
応答までのタイムアウト時間です。

 

リトライ
Ping応答失敗時のリトライ回数です。

 

 

hint

ネットワークの状況などでPingの応答が時々失敗する場合、タグフィルタの移動平均を設定することで、指定回数連続して失敗しないとPing応答なしとするといった設定も可能です。