バッチ転送(タグ→テキスト)

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バッチ転送(タグ→テキスト)

マニュアルの読み方

本章はリファレンス情報のみ記述されています。

構築手順につきましては、監視システム構築ガイドの「タグの値をテキストに書き出す(バッチ転送)」を参照ください。

 

 

 

 

 

本アクションの特長

タグの情報をテキストファイルへ書き出します。

 

c_action_0366

 

本アクションから書き出すことができる情報は以下のとおりです。

 

種類

説明

バッチ名

アクションでタグごとに定義した名称です。

タグ名

タグパスです(U01.F01.T01など)。

タグコメント

タグに定義されたコメントです。

値品質

タグの値の品質です。通常は「GOOD」です。PLCと通信ができないと「BAD」になります。

タグの値の取得方法で「キャッシュ値を利用する」を選択し、まだ1度も通信が行われていない状態だと「UNCERTAIN」になります。

タイムスタンプ

情報を取得した時刻です。

タグの値そのものです。

 

 

設定手順

本アクションの設定手順は以下のとおりです。

 

1.タグを定義する
 
c_action_0031
 

2.バッチ転送(タグ→テキスト)アクションを定義する
 
c_action_0032
 
c_action_0033
 

3.バッチ転送(タグ→テキスト)アクションにフィールドを追加する
 
c_action_0034
 
タグをドラックアンドドロップするだけで簡単に登録することができます。

 

 

アクションの設定

以下に、本アクションの設定項目について解説します。

 

アクション仕様

パラメータ

なし

 

ダイアログ

■バッチ転送

 

c_action_0033

 

ファイル名
出力するファイルの名称を指定します。尚、対象のファイル名には日付や時刻を含めて定義することもできます。日時を含めたファイル名の設定方法については「日付/時刻フォーマット」を参照してください。
 
尚、ファイル名の先頭に[ansi]を指定するとANSI形式で保存されます。省略するとutf8(BOM付)で保存されます。
例)[ansi]c:\work\log.txt

 

出力フィールド
ここで選択されたフィールドがテキストファイルに出力されます。1~6の順序で保存されます。

 

フォーマットを縦横逆にする

 
例)

U01.F01.T01

GOOD

123

U01.F01.T02

GOOD

456

・・・

・・・

・・・

U01.F01.T99

GOOD

789

 
上記を縦横逆にすると以下のように出力されます。

U01.F01.T01

U01.F01.T02

・・・

U01.F01.T99

GOOD

GOOD

・・・

GOOD

123

456

・・・

789

 

データをダブルクォーテーションで囲む
テキストファイルへ出力する際に各値が「”」で囲まれます。

 

値が配列の場合、フィールドとして出力
配列タグの場合、配列要素数分の値を「フィールド区切り文字」の指定に従い値を出力します。

 

フィールド区切り文字
テキストに出力される値は、出力フィールドの設定内容によって複数の値が出力される場合があります。フィールド区切り文字では、複数の値が出力される場合の区切り文字を指定します。出力フィールドが2つ以上の場合や、配列をフィールドとして出力する場合に指定します。
 

レコード区切り文字
ここでは、タグ毎のレコード出力を区切るための区切り文字を指定することができます。デフォルトは「改行」です。
尚、前述の「フィールド区切り文字」で設定する文字は、1つのタグ内で複数の値が出力される時に各値を区切るための区切り文字です。

 

通信エラー時の値
通信が正しく行われなかった場合に、代わりに出力する値を指定します。

 

タグ値の取得方法
埋め込み時のタグ値の取得方法について、以下の中から選択します。

キャッシュ値を利用する。

キャッシュ値を利用する。初回のみリアル値を読み込む。

リアル値を利用する。

 

 

 

hint

「詳細設定」タブでは、アクションの実行前などのタイミングでスクリプト(SC1)を実行したり、アクションの処理実行タイミングの調整(実行待ち時間の設定)を指定したりする事ができます。各アクションの詳細設定については「アクションの詳細設定タブの設定」を参照してください。