ビットがONの間のみイベントを有効にする

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ビットがONの間のみイベントを有効にする

概要

ビット信号がONの間のみイベントを有効にする設定方法について解説します。

 

ここでは例として、「U01.F01.T01」がONの間、イベント「E02」を有効にします。

 

c_event_0056

 

 

サンプルのダウンロード

このページで紹介されている作成例には、サンプルが用意されています。

 

サンプルは以下からダウンロードすることができます。

 

設定ファイル: event_sample01.txt

 

 

 

設定内容

 

タグの設定

 

イベントを有効・無効にするトリガとなるビットタグを設定します。

ここでは、「U01.F01.T01」を設定します。

c_event_0057

 

 


 

アクションの設定

 

スクリプトVer1アクション「A01」を追加します。

c_event_0058

 

スクリプトでは以下の処理を記述します。

 

//Event/E02!Enable = U01.F01.T01

 

 


 

イベントの設定

 

タグイベント「E01」及び定周期イベント「E02」を追加します。

c_event_0059

 

E01:

タグ「U01.F01.T01」

比較条件「タグ値が変化した」

実行アクション「A01」

 

E02:

今回切り替えのターゲットとなるイベントです。

初期状態を無効にするため、「無効にする」をチェックします。

 

 

解説

 

c_event_0060

 

このサンプルを実行すると、以下のような動作となります。

 

ビットON時

1.U01.F01.T01がTRUEになるとタグイベント「E01」が発生し、スクリプトVer1アクション「A01」が実行される

2.「A01」では「//Event/E02!Enable = U01.F01.T01」の式が実行され、イベント「E02」が有効になる

 

ビットOFF時

1.U01.F01.T01がFALSEになるとタグイベント「E01」が発生し、スクリプトVer1アクション「A01」が実行される

2.「A01」では「//Event/E02!Enable = U01.F01.T01」の式が実行され、イベント「E02」が無効になる