スクリプトで画面を切り替える

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スクリプトで画面を切り替える

スクリプトで画面を切り替えてみる

ボタンのクリックにより2つのフォームの表示を切り替えるスクリプトの記述について解説します。

 

処理を要約すると、「OnMouseUp」イベントを使用して、イベントの発生時に「OpenForm」メソッドを呼び出すことでフォームの切り替えを行います。

 

 

スクリプトの書き方

 

1.Panel Editorの起動初期の状態では、「Form01」というフォームがあらかじめ用意された状態です。そこで、あらたにもう1つフォームを追加します。

 

フォームを追加するには、ワークスペース上で対象のフォルダ(この例では「Folder01」)を右クリックしてメニューを表示し、「フォームの追加」を選択します。

 

fap_script_0011

 

fap_script_0012

 

「Form02」が追加されました。

 

 

2.Form01およびForm02に、ボタンコントロールを貼り付けます。

 

Form01

fap_script_0013

Form02

fap_script_0014

 

ここでは、両フォームの違いを識別できるように、ボタンコントロールのTextプロパティを「次ページへ」「前ページへ」に設定しています。

 

3.Form01のボタンにスクリプトを記述します。

 

fap_script_0015

 

ここでは、

 

  ::OpenForm("Form02");

 

と記述します。

 

 

4.続いて、Form02のボタンにスクリプトを記述します。

 

fap_script_0016

 

ここでは、

 

  ::OpenForm("Form01");

 

と記述します。

 

5.実行して動作を確認してみます。Panel Editorの上部にある以下のアイコン(Runアイコン)をクリックします。

 

fap_script_0008

 

6.Form01フォームが表示されました。中央に配置したボタンをクリックして下さい。

 

fap_script_0017

 

Form02フォームに表示が切り替わりました。中央のボタンをクリックするとForm01に画面が切り替わります。

 

fap_script_0018