重要)クライアント実行時のシステムファイルへのパス参照について

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重要)クライアント実行時のシステムファイルへのパス参照について

クライアント実行時のシステムファイルへのパス参照問題と対策

クライアントの実行方法のうち、「ダイレクトログインによる実行」および「ファイル配布形式での実行」以外の方法でPanel Browserを実行する場合、一部の機能において、本パッケージに含まれるシステムファイルへのパス参照が行えず、正しく動作しない場合があります。この問題は、本頁で示す対策を行うことで回避することができます。

 

下表は、対象となるシステムファイルと機能です。各システムファイルは、本パッケージのインストールフォルダに格納されています。

 

対象システムファイル

対象機能

備考

printimage.exe

標準フレームワークの画面印字機能

各画面ライブラリの画面印字機能

右記に示す印刷系メソッド

ルートメソッド:

PrintImage

PrintScreenshot

PrintDesktopScreenshot

 

フォームメソッド:

PrintScreenshot

PrintThumbnail

 

ビューコントロールメソッド:

PrintThumbnail

 

video.exe

opencv_ffmpeg340.dll

opencv_world340.dll

ビデオプレイヤー機能

ビデオレコーダー機能

その他、動画再生を利用する各機能

 

標準コントロール:

ビデオプレイヤーコントロール

ビデオレコーダーコントロール

 

部品ライブラリ:

ビデオプレイヤー部品

 

画面ライブラリ:

ビデオレコーダー画面ライブラリ

分割表示画面ライブラリ(カメラ表示時)

ガイダンス画面ライブラリ(動画再生時)

 

標準フレームワーク:

分割表示機能(カメラ表示時)

ガイダンス機能(動画再生時)

関連情報機能(動画再生時)

 

 

 

下表は、対象となるクライアントの実行方法と対策です。上記に該当する機能を利用する場合、下表を参照して対策を行ってください。

 

クライアントの実行方法

対策

Panel Browserを組み込みExeとして実行する場合

 

Panel Browserをコンパイルした組み込みExeとして実行する場合は、上記の対象となるシステムファイルを、実行ファイルを配置するフォルダ内にコピーしてください。

 

Panel BrowserをIEに組み込んで実行する場合

 

Panel BrowserをIEに組み込んで実行する場合は、各クライアントPCに対して、上記の対象となるシステムファイルを、Windowsのシステムフォルダなどのパスが通ったフォルダにコピーしてください。尚、セットアップ機能を用いてCABファイルを生成する場合は、「printimage.exe」ファイルについては自動的にダウンロードが行われるため、個別にコピーする必要はありません。

Panel BrowserをVBに組み込んで実行する場合

 

Panel BrowserをVBに組み込んで実行する場合は、上記の対象となるシステムファイルを、VBで生成した実行ファイルを配置するフォルダ内にコピーしてください。