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Open


 

カメラとの接続を確立する。

 


構文

Open(

         bASync,

         name,

         file,

         outputFile

         [,outputFileFPS = 1]

         [,outputFileLongestTime = 0]

         [,startOffsetMax = 0]

         )

 


パラメータ

 

bASync


型:

ブール


TRUE - 非同期で接続処理を行う。非同期の場合、READYイベントが発生するまでStart/Stop/Close等のメソッドは呼び出せません。

FALSE - 同期で接続処理を行う。Openメソッドの返値でTRUEを確認直後、Start/Stop/Closeメソッドが呼び出せます。ただし、ネットワーク等の環境によりOpenメソッドが長時間待たされる場合があります。

 

name


型:

文字


録画名。Start/Stop/Closeメソッドで対象となる録画名を指定する。

 

file


型:

文字


接続先カメラのURLまたは、PC内蔵カメラ番号(0~)。PC内蔵カメラのコネクションは最大1に限定されるため、例えば、同一内蔵カメラに対し、VideoRecorderコントロールで録画中にVideoPlayerコントロールで閲覧するなどはできません。

 

outputFile


型:

文字


出力ファイル名。下記の埋め込みキーワードが使用可能。

 

<name> : Openの第2引数で指定した録画名。

<startdate>:録画開始日(yyyymmdd)

<startdatetime>:録画開始日時(yyyymmddhhmmss)

<startdatetimems>:録画開始日時(yyyymmddhhmmss000)

<enddate>:録画終了日(yyyymmdd)

<enddatetime>:録画終了日時(yyyymmddhhmmss)

<enddatetimems>:録画終了日時(yyyymmddhhmmss000)

<basetime>:Start/Stopよびだしたタイミングの時刻(bw-hhmmss-hhmmss)。StartOn

<basetimems>:Start/Stopよびだしたタイミングの時刻(bw-hhmmss000-hhmmss000)。StartOn

<basedatetime>:Start/Stopよびだしたタイミングの日時(bw-yyyymmddhhmmss-yyyymmddhhmmss)。StartOneshotを呼び出したタイミングの日時(at-yyyymmddhhmmss)。

<basedatetimems>:Start/Stopよびだしたタイミングの日時(bw-yyyymmddhhmmss000-yyyymmddhhmmss000)。StartOneshotを呼び出したタイミングの日時(at-yyyymmddhhmmss000)。

 

outputFileFPS


型:

数値


出力する動画のフレームレート(1秒あたりのフレーム数)。0の時はデフォルト値2fpsとなる。0.5未満を設定すると、強制的に0.5fpsとなる。例えば、1fpsとすると1秒に1コマ録画する。

尚、fpsに指定する値は、許容できるファイルサイズや、カメラ自体の性能(フレームレート等の条件)をもとに調整してください。例えば、カメラの再生フレームレートが1fps(1秒に1回)の場合、録画で25fpsを指定しても、同じ画像が繰り返し保存されるだけで、ファイルサイズが無駄に大きくなります。

 

outputFileLongestTime


型:

数値


指定した時間毎にファイルを自動的に分割する(秒単位)。0の場合は分割しない(StartOneshotメソッドの場合、本引数は無視されます)。

 

startOffsetMax


型:

数値


オフセット最大値。StartメソッドでstartOffsetパラメータでオフセットを指定する場合の、指定可能なオフセット値の最大値を設定する。

 


戻り値



型:

ブール


FALSE - 失敗。TRUE - 成功。

 


 


参照