タグの値を確認する(タグモニタ)

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タグの値を確認する(タグモニタ)

タグモニタを使用してタグの値を表示する

Panel Serverの画面上からタグの値を確認したい場合、「タグモニタ」を利用すると便利です。

 

タグモニタはグリッド様式のビューの1つで、任意のタグの値を表示したり、タグに値を書き込んだりすることができます。

 

 

hint

タグモニタを利用したモニタリングの他、マルチビューからタグの値の読み書きを行うことができます。詳細については「PLCの通信とモニタリング」を参照してください。

 

attention

タグモニタはテストやデバッグ時のみ使用してください。無駄な負荷や運用時の想定外な出力を避けるため、運用時には削除しておくことを推奨いたします。

 

 

以下に、タグモニタの追加と利用方法について説明します。

 

1.タグモニタを追加する

 

Panel Serverの画面下部に表示されているアウトプットビューの「Output01」を右クリックします。

 

c_tag_0143

 

すると、以下のようなメニューが表示されるので、「挿入」を選択します。

 

c_tag_0144

 

すると、「ビューの追加」がポップアップ表示されるので、一覧から「タグモニタ」を選択してOKボタンをクリックしてください。

 

c_tag_0145

 

「Monitor01」というタグモニタが新たに追加されました。

 

c_tag_0146

 

2.タグモニタにタグパスを追加する

 

タグモニタでは、「Tag」の列にタグパス(タグの参照名です)を指定してオンラインにすると、「Value」の列に対象のタグの値がリアルタイムに表示されます。また、Valueの欄に値を書き込むと、その値がタグに書き込まれます。

 

タグモニタにタグパスを追加するには、マルチビューから対象のタグをマウスで選択し、タグモニタにドラッグ&ドロップします。

 

今回は例として、U01.F01.T01、U01.F01.T02の2点のタグを使用します。

 

c_tag_0147

 

すると、タグモニタのTag欄に、選択した2つのタグのタグパスが入りました。

 

c_tag_0148

 

3.動作を確認する

 

Panel Serverをオンラインにします。

 

c_tag_0019

 

マルチビューを見ると、タグ名の先頭にあるランプ表示が赤色に変化しています。

また、現在値の欄を見ると、T01は数値タイプのタグのため「0」と表示され、T02はビットタイプのため「FALSE」と表示されています。

 

c_tag_0149

 

同様に、タグモニタを見ると、Valueの欄に上記と同じ値が表示されています。

 

c_tag_0150

 

 

試しに、タグモニタからT01の値を100に変更してみます。

 

c_tag_0151

 

 

すると、マルチビューの現在値も100になりました。

 

c_tag_0152

 

 

 

hint

PLCと接続されたタグの場合、タグモニタからタグに値を書き込むと、書き込まれた値はPLCに書き込まれます。実際にPLCと接続された環境では、意図しない値をPLCに書き込んでしまわないように、十分に注意して行ってください。