画面ライブラリの画面呼び出し

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画面ライブラリの画面呼び出し

画面ライブラリの画面呼び出し処理の実装

画面ライブラリを呼び出す方法には、いくつかの処理方式が用意されています。

以下に、画面ライブラリの画面の呼び出し方法について説明します。

 

処理方式

実装方法

標準フレームワークのメニューから呼び出す

 

標準フレームワークのメニューの設定は、クライアントの実行中にシステム設定画面から行います。以下の操作は、Panel Server、Panel Browserともにオンライン実行されている状態で行って下さい。

 

システム設定画面の呼び出しは設定ボタン(設定アイコン)から行います。設定ボタンは、通常はインフォメーションバーの中に配置されています。インフォメーションバーが開いていない場合は、以下のアイコンをクリックしてください(通常は画面の右上に表示されています)。

 

p_prj_0050

 

インフォメーションバーの下部に配置されている「設定」アイコンをクリックします。

 

p_prj_0051

 

すると、システム設定画面がポップアップ表示されます。システム設定画面では、標準フレームワークのメニューの表示位置、表示内容などを自由に編集することができます。

 

(システム設定画面)

p_prj_0052

 

編集要領:

 

1.「スタイル設定」タブを選択する。

 

2.左側のメニューから「メニュー編集」を選択する。

 

3.編集するメニューから「メインメニュー」を選択する。

 

4.左側のリストのタブから、目的の機能が含まれているタブを選択する。

 

5.呼び出し可能な機能の名称が一覧に表示されるので、左右ボタン等を操作してメニューの表示項目に加え、「保存」をクリックする。

 

尚、設定画面では、画面ライブラリの表示時のオープンパラメータを指定することができます。オープンパラメータを利用すると、例えば、アラーム履歴を表示する際に、アラームフィルタやアラームレベルを指定して該当するアラーム履歴に絞り込んで表示したり、開始、終了日付の範囲を指定して表示したりすることができます。

 

オープンパラメータの指定方法は以下のとおりです。

 

p_prj_0054

 

オープンパラメータを指定したい画面ライブラリ呼び出しの選択ボタン「…」をクリックします。

 

(左記は、アラームサマリを選択した例です)

 

 

 

すると、以下の設定画面が表示されます。

 

p_prj_0055

 

画面から、「オープン方法の設定」ボタンをクリックします。

 

 

 

すると、以下の設定画面が表示されます。

 

p_prj_0056

 

左記のリストから、オープンパラメータを指定することができます。

 

オープンパラメータの使用方法に関する詳細については、ライブラリリファレンスの「画面ライブラリのオープンパラメータについて」を参照してください。

 

 

 

 

hint

標準フレームワークの標準機能の種類、メニューやレイアウト等の仕様については、ライブラリリファレンスの「標準フレームワーク」を参照してください。

 

hint

上記の設定を行うには、標準フレームワークのウィザードの機能選択から「インフォメーションバー」が選択されている必要があります。標準フレームワークのウィザードの設定方法については、監視システム構築ガイドの「標準プロジェクトの作成」を参照してください。

 

部品ライブラリの画面表示呼び出しボタンを使用する

呼び出し元となる任意のフォーム上に、部品ライブラリの画面表示呼び出しボタンを配置します。

 

p_prj_0048

 

ボタン部品のプロパティを開き、対象フォーム(_TargetFormカスタムプロパティ)に、表示したい画面ライブラリのメインフォームを指定します。

以下は、トレンドグラフ画面を指定した例です。

 

p_prj_0049

 

 

尚、ダイアログ表示部品を使用して、画面ライブラリをダイアログとしてポップアップ表示することもできます。

 

p_prj_0403

 

 

hint

スクリプトや画面表示呼び出しボタンなどで画面ライブラリを呼び出す際は、ライブラリのメインフォーム名を指定します。例えば、トレンド画面ライブラリの場合は「_Trend._Main」のように指定します。各画面ライブラリのメインフォーム名の書式については、「画面ライブラリリファレンス」の一覧を参照してください。

 

 

スクリプトから画面表示を行う(ボタンコントロールなど)

呼び出し元となる任意のフォーム上に、呼び出しのためのボタンコントロールを配置します。

 

p_prj_0047

 

ボタンのOnMouseUpイベントにスクリプトを記述します。

event OnMouseUp(button)
{
	::OpenViewForm("viewMain","_Trend._Main");
}

 

処理記述のポイント:

OpenViewFormルートメソッドを使用する(OpenFormではない)。

第一引数に「viewMain」を指定する。

第二引数に、呼び出し先フォームのメインフォーム名を指定する(フォルダ名._Main、など)。

 

 

hint

ボタンコントロールによるスクリプトからの画面ライブラリ呼び出し時に、画面ライブラリのオープンパラメータを指定することができます。オープンパラメータの使用方法に関する詳細については、ライブラリリファレンスの「画面ライブラリのオープンパラメータについて」を参照してください。

 

hint

スクリプトや画面表示呼び出しボタンなどで画面ライブラリを呼び出す際は、ライブラリのメインフォーム名を指定します。例えば、トレンド画面ライブラリの場合「_Trend._Main」のように指定します。各画面ライブラリのメインフォーム名の書式については、「画面ライブラリリファレンス」の一覧を参照してください。

 

スクリプトからダイアログ表示を行う(ボタンコントロールなど)

画面ライブラリをダイアログとして表示するには、OpenModalDialogメソッド、またはOpenDialogメソッドを使用します。

 

まず、呼び出し元となる任意のフォーム上に、呼び出しのためのボタンコントロールを配置します。

 

p_prj_0047

 

ボタンのOnMouseUpイベントにスクリプトを記述します(下記は、カメラ登録画面をOpenModalDialogで呼び出す例です)。

event OnMouseUp(button)
{
	::OpenModalDialog("_Video._VideoSetup");
}

 

処理記述のポイント:

オープンパラメータを指定する場合は、OpenModalDialogメソッドの第三引数に指定する。

モーダルのダイアログではなく通常のダイアログで呼び出したい場合は、OpenDialogメソッドを使用する。