環境変数の設定

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環境変数の設定

環境変数の二重化設定

メイン機とサブ機に設定するPanelインターフェースのためのIPアドレスを設定します。この設定項目は、Panel BrowserがPanel Serverへ接続を行う際に使用されるIPアドレスです。メイン機とサブ機とでは使用するIPアドレスが異なるため、環境変数を使用してそれぞれのIPアドレスを指定します。

 

 

hint

環境変数とは、設定値を変数として定義しておき、各設定箇所で設定値のかわりに使用することができる機能です。特に、IPアドレスやポート番号などのような、実機環境と開発環境で設定値が異なる場合や、二重化構成のようにメイン機とサブ機でIPアドレスにそれぞれの設定値を登録する必要がある場合などに使用することができます。

環境変数の設定に関する詳細については、本マニュアルの「環境変数」を参照してください。

 

 

環境変数の設定は、Panel ServerのApplicationのプロパティで設定します。

 

1.Panel ServerのツリーからApplicationを右クリックし、プロパティを表示します。

 

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2.プロパティ画面から「環境変数」タブを開きします。

 

pap_0280

 

 

3.追加ボタンを押して以下のダイアログを表示します。

 

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下表を参考にメイン機、サブ機それぞれの設定値を入力し、OKボタンをクリックします。

 

項目

説明

設定例

変数名

環境変数の名称を指定します。

一目で環境変数と分かるように、慣例的に [ ] で囲みます。

[PanelIP]

メイン機の値

メイン機が使用する値です。

 

192.168.1.1

二重化を有効にする

チェックを入れることで2重化が有効になります。

 

チェックを入れる

サブ機の値

サブ機が使用する値です。

 

192.168.1.2

 

 

上表を登録すると、環境変数のリストに以下のように表示されます。

 

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4.続いて、Panelインターフェースの設定を行います。左ツリーから「Interface」-「Panel」を右クリックし、プロパティを表示します。

 

プロパティダイアログの「基本設定」タブを開き、「変数」ボタンをクリックします。

 

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5.先ほど追加した環境変数「[PanelIP]」を選択し、OKをクリックします。

 

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6.IPアドレスの欄に、環境変数「[PanelIP]」が設定されていることを確認してください。

 

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この設定により、Panel Serverがメイン機として起動するとメイン機の値が、サブ機として起動するとサブ機の値が採用されます。