アクションの二重化設定

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アクションの二重化設定

アクションの二重化設定

DCSサンプルで使用している各アクションに二重化設定を行います。該当するアクションは以下のとおりです。

 

項目

説明

設定例

CfgFServer

 

ファイルサーバー

ファイルサーバアクションの公開フォルダの二重化設定を行います。

CfgDServer

 

ファイルサーバー

同上

Alarm

 

アラームサーバ―

アラームフォルダの二重化設定を行います。

Event

 

アラームサーバ―

同上

Summary

 

サマリ

サマリフォルダの二重化設定を行います。

 

 

attention

上表以外に独自のアクションを追加している場合は、二重化が必要なアクションの二重化設定をもれなく行ってください。

 

 

以下は、ファイルサーバのアクションの例です。他の対象アクションについても同様の手順で二重化の設定を行ってください。

 

■ファイルサーバーアクションの二重化設定例

 

1.Panel Serverのツリーから対象のアクションを右クリックし、プロパティを表示します。

 

2.フォルダのパスが設定されている箇所にある「二重化処理設定」ボタンをクリックします。

 

pap_0290

 

 

3.表示されたダイアログから、「二重化を有効にする」にチェックを入れ、サブフォルダの指定に、メインフォルダの表記の先頭に「X:\」を付加したパスを設定します。

 

pap_0291

 

 

 

hint

アクションの二重化設定は、Panel Serverの運用オプションでの二重化運用設定の内容に関係なく動作します。たとえば、運用オプションで「二重化しない」としてオンライン実行した場合も、各アクションで設定されている二重化設定処理が動作します。二重化設定が行われた状態でオンライン実行すると、メインフォルダ、サブフォルダの両方に並列でデータが出力され、同期処理が実行されます。