システム導入前の準備

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システム導入前の準備

 

ターゲットとなるPCへのアプリケーションのインストールなど、システム導入前の準備作業について説明します。

 

PA-Panelを用いて開発したアプリケーションを実機PC環境に導入する際には、以下の作業を行う必要があります。

 

作業

概要

必要なアプリケーションのインストール

 

システムを運用する実機PCに対して、必要なアプリケーションのインストールを行う必要があります。インストールは本パッケージのインストーラから行います。

 

また、Panel Serverを動作させるPCに対して、ライセンスキーを接続する必要があります。

 

不要なデモ画面/機能の削除

 

標準フレームワークやサンプルを用いてプロジェクトを作成した場合、自動生成されたPanel Serverのサーバ設定ファイルやクライアント設定ファイルにはデモ画面やデモ動作のための設定が含まれています。

 

実運用時にこれらの設定が不要な場合は、実機PCへの導入前に手動で削除して下さい。

 

クライアントのセットアップ処理

 

Panel Editorで作成した監視画面は、運用向けに「セットアップ処理」を行う必要があります。セットアップ処理とはビルド作業の一つであり、部品ライブラリやプロパティから絶対パスで参照されている画像ファイルや設定ファイルのファイルパスを一括で相対パスに変換します。

 

尚、クライアントのランタイム実行の処理方式にはいくつかの方法があり、どの方法でランタイム実行するのかに応じて、各方法に応じたセットアップ処理を行う必要があります。

 

暗号化によるソースコードの保護

 

PA-Panelによって開発した監視システムを現場に導入する際に、何らかの理由によりスクリプトなどのソースコードをリリースしたくない場合があります。そのような場合は、ファイルを暗号化してリリースすることができます。