DBを利用したアラーム構築

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DBを利用したアラーム構築

概要

PA-Panelのアラーム機能には、「アラームサーバー(ODBC)」アクションが用意されています。

 

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本アクションを使用することで、CSVファイル形式の保存ではなく、データベース上に用意したテーブルにODBC経由でアラームデータを保存する事ができます。

 

アラームサーバー(ODBC)アクションを使用したアラーム機能の構築については、以下のコンテンツを参照してください。

 

コンテンツ

概要

標準フレームワークのアラームサーバをCSVからODBCに変更する

 

標準フレームワークを利用して構築された標準プロジェクトのアラーム機能では、アラームサーバー(CSV)が使用されています。左記のコンテンツでは、標準プロジェクトのアラーム機能を、CSVからODBCに変更する手順について説明します。

 

尚、左記のコンテンツのサンプルには、アラームサーバー(ODBC)が対応可能な各DBMSのテーブル作成用SQLファイル(DDL)が含まれています。目的のDBMSのテーブルで使用するデータ型の参考としてください。

 

DBを利用したアラームでアラームのフィールドを追加する

 

アラームサーバーには、アラームメッセージに任意のタグの値を含めて保存する機能が用意されています。左記のコンテンツでは、アラームサーバー(ODBC)を使用して、数値型(整数、浮動小数点)、文字型、ビット型などの、様々なデータ型のタグの値をアラームメッセージに含めてデータベース上に保存する方法について、サンプルをもとに説明します。

 

尚、左記のコンテンツのサンプルには、上記と同様に、各DBMSのテーブル作成用SQLファイル(DDL)が含まれています。目的のDBMS上でテーブルを作成する際の参考としてください。

 

 

 

 

hint

データベース側のテーブルで定義するフィールドのデータ型の名称(例えば「INT」「INTEGER」「NUMBER」「FLOAT」「DOUBLE」など)は、DBMSの種類により差があります。アラームサーバー(ODBC)のようにあらかじめテーブルを手動で作成しておく必要のあるアクションでは、接続するDBMS側で適切なテーブル定義を行う必要があります。接続可能なDBMS毎の推奨データ型については、Appendixの「データベースとの接続設定」を参照してください。

 

hint

データベースに接続するアクションでは、各アクションのODBC設定画面からデータソースの設定を行う必要があります。ODBC設定は各DBMSとも共通的な操作により行うことができます。ODBC設定の設定手順については、アクションの共通設定の「ODBC設定」の記述を参照してください。

 

hint

対応可能なデータベースの種類、バージョンなどの最新情報については、弊社ホームページのFAQ「対応しているデータベース製品は何ですか?」にも掲載されています。