タグの値をテキストに書き出す(バッチ転送)

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > 監視システム構築ガイド > サーバロジックの構築 >

タグの値をテキストに書き出す(バッチ転送)

概要

ここでは、タグのデータを任意のタイミングでテキストファイルに一括出力する処理について説明します。

 

例えば、PLCから受け取った信号をトリガとして、タグに設定されたレシピ情報などをファイルに一括で出力したい場合などに活用することができます。

 

使用アクション:バッチ転送(タグ→テキスト)アクション

 

 

サンプルのダウンロード

このページで紹介されている作成例には、サンプルが用意されています。

 

サンプルは以下からダウンロードすることができます。

 

 

 

動作確認

Panel Serverからサンプルのサーバ設定ファイルを読み込み、アプリケーションをオンラインにしてください(黄色矢印)。

 

オンライン後、U01.F01.T01にTRUEを書き込み、batch.txtが出力されることを確認してください。

 

c_action_0133

 

 

設定手順

タグ設定

 

1.タグを設定します。
 
c_action_0125

 

タグ名

アドレス

目的

U01.F01.T01

X0000

アクションを実行するためのトリガとなるタグ

U01.F01.D0000~D0009

D0000~D0009

情報出力を行うタグ

 

 


アクションの設定

 

1.バッチ転送(タグ→テキスト)アクション「A01」を登録します。
 
c_action_0127

 

2.アクションのプロパティを開き、バッチ転送タブからどの情報を出力するかを設定します。
 

c_action_0128
 
設定内容は以下の通りです。
 
ファイル名:batch.txt
出力:2.タグ名/4.値品質/6.値
フィールド区切り文字:文字指定「,」
レコード区切り文字:改行
通信エラー時の値:最後に通信が成功した値を用いる
 
 

3.A01にフィールドを追加します。
 
本アクションは、対象とするタグをドラッグアンドドロップするだけで簡単にタグを登録することができます。
 
タグを選択状態にし、A01にドラッグアンドドロップします。
 

c_action_0034
 
フィールドが登録されました。
 
c_action_0130

 

 


イベントの設定

 

1.アクションを実行するためのタグイベントを作成します。
 
今回の例では、U01.F01.T01がTRUEになったらイベントが発生するように設定します。
 
c_action_0132
 
実行アクションに「A01」を設定します。
 
c_action_0365