ニーズ毎の設定事例の紹介

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ニーズ毎の設定事例の紹介

ニーズ毎の設定事例について

ビデオレコーダー機能を利用する場面では、同時に接続するカメラの台数(多いのか、少ないのか)、録画の画質はどの程度の品質が必要なのか(低fpsでも良いのか、高fps録画が必要なのか)等、求められる要件によって様々な構成が考えられます。

 

以下に、一般的なニーズにおける設定事例を説明します。

 

コンテンツ

概要

簡易的な録画を行う場合(最小構成)

 

特に録画品質にこだわる必要がない場合(例えば、1秒に1コマ程度の品質で十分な場合等)、カメラ本体や録画のfps値を低くチューニングすることにより、1台のPCのみでの最小構成で運用することもできます。

 

高品質な録画を行う場合

 

高品質な録画を行いたい場合(録画フレームレート20fps、カメラ3台まで)のシステム構成と設定例です。

複数のカメラを同時に接続する場合(低fps録画)

 

複数のカメラを同時に接続するが、録画品質にこだわる必要が無い場合は、フレームレートを下げることで対応します。低fpsとする場合、最大30台のカメラを同時に接続することができます。

複数のカメラを同時に接続する場合(レコーダーの分散化)

 

複数のカメラを同時に接続し、かつ、フレームレートを下げたくないようなケースでは、レコーダー端末PCを複数台用意して分散構成とすることで対応します。

サーバを二重化構成で運用する場合

 

ビデオレコーダーの録画データは、サーバの二重化の処理対象から除外されるように構成することを推奨します。ここでは、サーバを二重化構成で運用する場合のシステム構成と設定例を紹介します。