ファイル分割単位の設定と注意点

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ファイル分割単位の設定と注意点

録画設定のファイル分割単位について

カメラ登録の録画設定には、ファイル分割単位の設定が用意されています。

 

(カメラ登録/録画設定のファイル分割単位)

p_videorecorder_0100

 

録画データは、左記で設定した時間(分)の単位毎に分割されて保存されます。

 

この設定は、ほとんどの場合、デフォルト値の「5分」としておくことで問題はありません。尚、分割単位の設定が長すぎる、あるいは短すぎる場合、ビデオレコーダー画面のパフォーマンスに影響が生じる場合があります。何らかの理由で設定を変更する場合は、以下の注意事項を参照のうえ、注意深く設定するようにしてください。

 

 

 

 

 

 

 

ファイル分割単位の設定上の注意

 

注意点

説明

カメラの台数が多い場合の注意

 

同時に接続するカメラの台数が多い場合は、分割単位の時間設定に短い時間を設定しないように注意してください。分割単位が短いほど処理の対象となるファイルの数が多くなるため、ビデオレコーダー画面の表示更新に非常に高い負荷が生じる可能性があります。例えば、30台のカメラを同時に接続して録画を行うような場合は、最短でも5分程度としてください。

 

録画中の直近の動画は閲覧できない

 

録画ファイルはファイル分割単位で指定した時間の長さ分のファイルとして保存されます。尚、録画処理の制約事項として、現在録画中の直近の録画データ(指定した時間に満たない録画中のデータ)は、再生することができません。従って、分割設定の時間にあまりにも長い時間を設定してしまうと、閲覧できない直近の期間が長くなるため注意してください。

 

録画ファイルのファイルサイズ

 

ファイル分割単位の時間が長いほど、1つあたりの録画データのファイルのサイズが大きくなります。ファイルサイズが大きくなると、レコーダー登録の録画設定でファイルの転送設定が行われている場合などに、ファイルの転送処理に負荷がかかる場合があります。特に、出力ファイルフレームレート(録画のfps値)に大きな値を設定して録画を行うような場合は、注意して設定してください。