接続例【FA-M3シリーズ CPU内蔵ポート使用】

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接続例【FA-M3シリーズ CPU内蔵ポート使用】

概要

FA-M3シリーズのCPU付属の内蔵Ethernetポートを使用した接続例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

FA-M3V SP71-4S

通信ユニット

CPU付属ポート

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

ツール

WideFireld3 R4.03

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

IPアドレス

192.168.0.100


ポート番号

12289(固定)

パソコン側の設定

ユニット設定

IPアドレス

192.168.0.10


ポート番号

自動


通信プロトコル

UDP/IP


フォルダ及び通信テスト時設定

CPU番号

01

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

PLC側の設定

「SP76-7S」に設定を行います。設定はWideField3で行います。

 

1.WideField3を起動する

 

2.メニューの「オンライン」-「接続」を開き、PLCと通信ができることを確認する

 

3.ツリーの「CPUプロパティ」を開く

 

c_plc_0919

 

4.設定の「ETHERNET」を開き、以下設定を行う

 

c_plc_0920

 

設定

設定内容

ETHERNET_MY_IPADDRESS

192.168.0.100

ETHERNET_SUBNET_MASK

255.255.255.0(使用するデフォルトゲートウェイを設定)

ETHERNET_DEFAULT_GATEWAY

192.168.0.200(使用するルータのIPを設定)

 

※その他の設定は環境に合わせて設定してください。

 

5.設定の「HIGHER-LEVEL_LINK_SERVICE」を開き、以下設定を行う

 

c_plc_0921

 

設定

設定内容

HLLINK_PROTOCOL_A

1(TCP/IPの場合は0を指定)

HLLINK_DATA_FORMAT_A

1

 

6.「OK」ボタンを押下し、設定を保存する

 

7.メニューの「オンライン」-「ダウンロード[PC→CPU]」-「CPUプロパティ」を選択し、PLCに設定を書き込む

 

8.PLCを再起動などでリセットし、設定を反映させる

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する

 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う

 

c_plc_0291

 

※アスキーモードの通信を行う場合などは、該当するユニットを選択してください。

 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする

 

c_plc_0922

 

4.「パソコン側設定」で以下のように設定を行う

 

c_plc_0923

 

設定

設定内容

パソコンIPアドレス

192.168.0.10

パソコンポート番号

自動

 

5.「ユニット側設定」で以下のように設定を行う

 

c_plc_0924

 

設定

設定内容

ユニットIPアドレス

192.168.0.100

ユニットポート番号

12289

 

6.「ピングテスト」を選択し、ピングが正常に通るか確認を行う

 

「Ping test is success~」といったメッセージが表示されれば、テストはOKです。

 

7.「通信詳細」でプロトコルを選択する

 

c_plc_0925

 

設定

設定内容

プロトコル

UDP/IP(推奨)

 

8.接続テストを行い、接続確認を行う

 

c_plc_0926

 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。