接続例【HIDIC-S10Vシリーズ】

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接続例【HIDIC-S10Vシリーズ】

概要

HIDIC-S10VシリーズとEthernet接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

HIDIC-S10V

通信ユニット

ET.NET(LQE520)

 

設定環境

項目

環境

OS

WindowsXP Professional 32Bit

ツール

S10V ET.Netシステム

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

通信

10BASE-T



IPアドレス

192.168.0.100



サブネットマスク

255.255.255.0



ポート番号

4302

パソコン側の設定

ユニット設定

IPアドレス

192.168.0.1



ポート番号

自動



通信プロトコル

TCP/IP(固定)

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

PLC側の設定

「ET.Netシステム」に設定を行います。設定はET.Netシステムで行います。

 

1.「ET.NET」のユニットの前面スイッチを以下のように設定する

c_plc_0374

 

スイッチ

設定内容

MODU No.

2

 

前面スイッチで通信方式を設定します。2は「10BASE-T」で通信を行います。「10BASE-5」で通信を行いたい場合は、0に設定してください。詳細は、「EN.NET」のマニュアルを参照してください。

 

2.ET.Netシステムを起動して、PLCへ接続を行う
c_plc_0375
 

3.接続が成功し、ET.Netが正常に起動することを確認して、IPアドレス及びサブネットマスクの設定を行う
設定完了後、「OK」ボタンを押して、「閉じる」を押します。
c_plc_0376
 

設定

設定内容

IPアドレス

192.168.0.100

サブネットマスク

255.255.255.0

 

4.PLCのリセットを行い、設定を反映させる

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する

 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0377
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0378
 

4.「パソコン側設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0379
 

設定

設定内容

パソコンIPアドレス

192.168.0.1

パソコンポート番号

自動

 

5.「ユニット側設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0380
 

設定

設定内容

ユニットIPアドレス

192.168.0.100

ユニットポート番号

4302

 

6.「ピングテスト」を選択し、ピングが正常に通るか確認を行う
「Ping test is success~」といったメッセージが表示されれば、テストはOKです。

 

7.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0381
 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。