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パラメータ文字列について
パラメータ文字列とは、デバイス種別やアドレス、ビット位置、タイプなどを表す文字列です。
Panel Serverのツールバーには、選択したタグのパラメータ文字列が表示されます。接続するPLCに対してどのようなパラメータ文字列が指定されるのかを知りたい場合は、ツールバーの表示から情報を得ることができます。
以下の例では「T03#D0001.ASC80」となっています。
パラメータ文字列は主に以下の場面で使用されます。
▪アクティブタグの設定
アクティブタグを設定する際には「#パラメータ文字列」を以下のように指定します。
例)
U01.F01.#D0000 U01.F01.#X0000.BIN16 U01.F01.#D0.ASC80 |
▪アプリケーション設定ファイル(XMLフォーマット)
設定ファイル内では、各オブジェクトを表現する文字列中にて「名前#パラメータ文字列」が使用されています。
▪タグCSVファイル(CSVフォーマット)
ファイル内でユニット、フォルダ、タグを表現する文字列中にて「名前#パラメータ文字列」が使用されています。
標準PLCの場合、パラメータ文字列の書式は以下のとおりです(フィルタ設定を除く)。
#[デバイス種別][アドレス]@[ビット位置].[タイプ][サイズ]
例1)#X0 「X0」をビットとしてリンク 例2)#D0 「D0」を16ビットのバイナリとしてリンク 例3)#X0.BIN16 「X0」~「X15」を16ビットのバイナリとしてリンク 例4)#X0.BCD8 「X0」~「X7」を2桁のBCDとしてリンク 例5)#D0@4.BCD12 「D0」の4~15ビットを3桁のBCDとしてリンク 例6)#D0.BIN-4 「D0」の0~3ビットを符号付バイナリとしてリンク 例7)#D0.ASC80 「D0」~「D4」を10文字のアスキーとしてリンク(※2バイト文字の場合、5文字になります)
■[デバイス種別](必須) アクセスするデバイス名デバイスの名前(「X」「Y」「D」「M」など)を指定します。
■[アドレス] (必須) アクセスするデバイスのアドレスを指定します。
■@[ビット位置] (省略可能) アドレスの何ビット目から参照するのかをビット単位で指定することができます。その場合、ビット数はアドレスの下位から数え、最下位ビットは「0」になります。ビット位置を省略した場合は、最下位ビットから参照されます。
■[タイプ] (省略可能) タグの型を、以下のキーワードで指定します。
[タイプ]は省略可能です。省略した場合、指定したデバイスの単位がビットなら「BIT」が、バイトもしくはワードなら「BIN」が自動選択されます。但し、 [サイズ]を指定する場合には省略できません。
■[サイズ](省略可能) タグのサイズをビット単位で指定します。指定可能なサイズは、[タイプ]で指定された型により、下表のような制約があります。[タイプ]に「ビット」を指定した場合には、[サイズ]は指定できません。
[サイズ]は省略可能で、省略した場合には指定された[タイプ]と、指定したデバイスの単位(各機種の「デバイス一覧」の表を参照)によって、下表のサイズが指定されたことになります。
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