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バインド書式で使用可能な関数
バインド書式のIN/OUT/INOUT以降の書式は、演算式構文に従って定義します。
演算式構文ではルートメソッドなどの関数を呼び出すことが可能であり、ユーザー定義関数の呼び出しも可能です。
また、バインド専用の特別な関数として、「バインド関数」が用意されています。特に「B.In」関数はバインド処理におけるの条件判定を行う関数であり、バインドダイアログのかんたん設定から条件を指定した際に自動的に生成されるバインド書式としても使用されています。
その他、バインド書式から使用可能な関数についてはスクリプトガイドの「演算式構文」を参照して下さい。
バインド関数
バインド関数はバインド専用に用意された関数であり、バインド書式として記述することができます。その他の場所(スクリプトアクション、ブラウザスクリプトなど)から呼び出すことはできません。
バインド関数
メソッド名 |
説明 |
スクリプト アクション |
ブラウザ スクリプト |
演算式構文 (バインド書式) |
入力バインド用メソッド。指定された条件式を判定し、対象の結果値を返す。 |
× |
× |
〇 |
|
ブリンク処理メソッド。ブリンク書式に従った点滅値を返す。 |
× |
× |
〇 |
|
権限の有無を判定する。 |
× |
× |
〇 |
上表リストに記載されていないバインド関数(ライブラリ部品で使用されている、B.IsFaultなどの特殊なバインド関数)は、ライブラリ部品用にさらに特化された専用の関数であるため、仕様は非公開となっております。 |
バインド書式からのユーザー定義関数の呼び出し
ユーザーが独自に定義した関数をバインド書式で使用することもできます。その場合の記述方法は以下のとおりです。
1)自分自身のコントロールに定義したユーザー定義関数を使用する場合は、そのままの関数名で呼び出します。
例)
UserFunc(1,2,3) |
2)ルートオブジェクトに定義したユーザー定義関数を使用する場合は、関数名の頭に「::」を付加します。
例)
::UserFunc(1,2,3) |
ユーザー定義関数の詳細については「ユーザー定義関数」を参照してください。
バインド書式から呼び出すことができるユーザー定義関数は、バインドを定義するコントロール自身に記述されたユーザー定義関数、又は、ルートオブジェクトに定義されたユーザー定義関数のみです。その他のユーザー定義関数をバインドから呼び出すことはできません。 |