日時書式(フリー書式)

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日時書式(フリー書式)

フリー書式について

本頁では、日時書式の「フリー書式」に関する仕様について解説します。

 

日時書式のフリー書式とは、システム書式やユーザー書式を使用せず、日時のフォーマットを直接指定する方法です。フリー書式ではOSや各種設定に縛られない自由な書式を設定することができます。フリー書式の主な用途としては、特殊な書式をスポット的に指定したい場合などに使用します。システムとして全体的に共通的に使用する書式については、システム書式かユーザー書式を使用してください。

 

 

hint

フリー書式の制約事項として、システム書式のような表示オプションを指定することはできません(※@DATETIMEの「.D」や「.D.%HM」などの指定には対応されていません)。

 

 

フリー書式の仕様

 

書式 : @[日付書式]

 

 

■フリー書式で指定可能な日付書式

 

基本的な書式

%Y

西暦4桁


%y

西暦の下 2 桁 (00~99)


%m

月 (01~12)


%d

日 (01~31)


%H

24 時間表記の時間 (00~23)


%I

12 時間表記の時間 (01~12)


%M

分 (00~59)


%S

秒 (00~59)


%p

AM/PMを表す文字(ロケールに合わせる)


%P

AM/PMを表す文字(ロケールに依存せず、AM/PMで表示する)


%T

ミリ秒を表示 (000~999)


%t

「.」付きでミリ秒を表示 (.001~.999)


%e

UTCからの時差(+mmss)を付加


%g

Day light saving(夏時間)の時、文字(デフォルト"DST")を付加


%(H0)

AM0時を24時表記(24)。AM1時~は24時間表記の時間(01~23)


%(H1)

1時間加算した24 時間表記の時間 (01~24)


%(m1)

1か月加算した月 (01~12)。1月の場合は2、2月の場合は3、12月の場合は1になる。

高度な書式

%B

月の正式名 (January, February など)


%b

月の省略名 (Jan, Feb など)


%A

曜日の正式名 (Sunday, Monday など)


%a

曜日の省略名 (Sun, Mon など)


%w

日曜日を 0 とした曜日 (0~6)


%%

パーセント記号 (%)


%j

年頭からの日数 (001~366)

日本語専用書式

%(YJ)

和暦 (昭和60、平成20、令和1など)


%(#YJ)

先頭に元号がつかない和暦 (60、20、1など)


%(AJ)

曜日の正式名 (月曜日、火曜日、水曜日など)


%(aJ)

曜日の略称名 (月、火、水など)

 

 

※以下のように%の後に#を付けると、先頭の0を削除して表示します。

  %#d, %#H, %#I, %#j, %#m, %#M, %#S, %#T, %#t, %#w, %#y, %#Y, %(#H0), %(#H1) , %(#m1)

※以下は、#を付与しても無視されます。

  %#a, %#A, %#b, %#B, %#p, %#%, %#e, %#s

 

 

フリー書式の指定例

表示例

@[%Y %m %d %H-%M-%S]

2017 02 18 13-55-42

@[%Y-%m-%d %H-%M-%S]

2017-02-18 13-55-42

@[ABC %Y %m %d %H-%M-%S]

ABC 2017 02 18 13-55-42

@[(%Y %m %d %H:%M)]

(2017 02 18 13:55)

 

※上表の指定例は一例です。他の日付書式と組み合わせることで柔軟な設定が可能です。