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ヒストリカルデータサーバ機能について
本章では、サマリアクションの4大機能の1つである、「ヒストリカルデータサーバ機能」について説明します。
サマリアクションは、ヒストリカルデータサーバ機能に対応しています。
ヒストリカルデータサーバ機能とは、クライアントとなるFA-Clientからの参照要求に応じて、FA-Server側で作成されたヒストリカルデータ(ロギングデータ)や集計データをFA-Client側で利用するための機能です。
FA-Clientのトレンドグラフ画面は、ヒストリカルデータサーバ機能を介してサマリアクションに接続し、グラフの表示を行います。
データソースパス
データソースパスとは、ヒストリカルデータサーバ機能に対して参照するフィールド名を特定するための指定書式です。
サマリアクションに対するデータソースパスは以下のとおりです。
アクション名.サマリ名::フィールド名
アクション名には、FA-Server側でのサマリアクションのアクション名そのものです。例えば、アクション名が「Summary」の場合、そのままSummaryとなります。
サマリ名には、ルートログセクションや集計ログセクションのヘッダ部分で指定する定義文字列のうち、「::」の右辺の文字列を指定します。例えば、日報集計の集計ログセクションの定義が[RAW::DAY]の場合、サマリ名はDAYとなります。
フィールド名には、タグフィールドマスタや計算フィールドマスタの[Name]列で定義された名称を指定します。
データソースパスの例)
Summary.RAW::T000 Summary.DAY::T000 Summary.MONTH::T000 Summary.YEAR::T000 Summary.AVERAGE::T000 |
データソースパスの「.」(ピリオド)や「::」(コロン2文字)は、かならず半角文字を指定します。また、余分な空白文字などを含めないように注意してください。 |