時刻同期

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時刻同期

マニュアルの読み方

本章はリファレンス情報のみ記述されています。

構築手順につきましては、監視システム構築ガイドの「PCとPLCの時刻を同期する」を参照ください。

 

 

 

 

 

本アクションの特長

PCの時刻とPLCの時刻の同期を行います。

PLC上のタグから取得した日時情報をもとにPCの時計を合わせる機能のほか、指定したタグに対してPC側の日時情報を書き出すことができます。

 

 

attention

時刻同期アクションは、PLC側の時刻を直接設定する機能ではありません。本アクションはタグ経由でPLCへ日時情報を書き込むところまでを行います。PLC側の時刻を変更する処理はラダーロジック等で別途構築する必要があります。尚、メーカや機種によって、PLCの時計の設定方法やフォーマットが異なるため、お使いのPLCに合った方法で処理を構築するようにしてください。

 

hint

PLCのデバイスへ特殊な時刻フォーマットで情報を書き込む必要があるようなケースでは、PLCのデバイスへ直接書き込むのではなく、一旦、仮想デバイスタグなどに日付情報を書き込んでおき、そのタグの値をスクリプトVer2アクションで目的に応じた書式に加工してからPLCに書き込むという方法もあります。

 

 

アクションの設定

以下に、本アクションの設定項目について解説します。

 

アクション仕様

パラメータ

なし

 

ダイアログ

■時刻同期

 

c_action_0063

 

同期方法

パソコンの時刻をPLC(タグ)へ設定する

PLC(タグ)の時刻をパソコンへ設定する(タグの値はキャッシュ値)

PLC(タグ)の時刻をパソコンへ設定する(タグの値はリアル値)

 

年/月/日/時/分/秒
設定したい時刻の種類をチェックします。
たとえば時間と分と秒のみ同期を行いたい場合は時、分、秒を選択します。
※年の指定を2桁で扱いたい場合は、「2桁」のチェックボックスにチェックを入れて下さい。
 

タグパス
同期をとるタグ名です。
 
例)U01.F01.T01