IPLinkサーバーとして利用する

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IPLinkサーバーとして利用する

概要

IPLinkクライアントはIPlinkサーバ上のタグにアクセスすることができます。

 

他の弊社サーバアプリケーションとタグを共有したり、VisualBasicなどで開発したアプリケーションからタグにアクセスすることができます。

 

c_interface_0196

 

IPLinkサーバとなるFA-Server側では、IPLinkインターフェースを有効にする必要があります。

 

以下に、IPLinkインターフェースの設定方法について説明します。

 

 

IPLinkインターフェースの設定

FA-ServerをIPLinkサーバーとして動作させる場合には、IPLinkインターフェースを有効にし、IPアドレス、ポート番号などを設定する必要があります。

 

IPLinkインターフェースの設定は、FA-Serverのツリー選択ビューのInterfaceの「IPLink」のプロパティから行います。

 

c_interface_0194

 

 

インターフェース仕様

基本設定

 

c_interface_0172
 

インターフェースを有効にする
インターフェースの有効・無効の切り替えが可能です。IPLinkサーバとして動作させたい場合は、このチェックをONにしてください。
 
c_interface_0195
 

IPアドレス
FA-ServerのIPアドレスです。省略するとデフォルトのIPアドレスが適用されます。尚、FA-Serverが動作するPC上に複数のネットワークアダプタが実装されており、接続元からどちらかのIPアドレスに接続する場合、以下の様に設定します。
 
[IPアドレス1];[IPアドレス2]
※セミコロン(;)で区切り、2つ目以降のIPアドレスを設定
 
この設定は、複数のネットワークセグメントから一つのFA-Serverに対して通信接続する必要がある場合などに使用します。
 
c_interface_0171
 

 

ポート番号
IPLink接続のポート番号を指定します。ポート番号には、他のプログラム等が使用しているポートと重複しない値を設定してください。
 

タイムアウト時間
IPLinkクライアントからIPLinkサーバへ接続要求を行った場合のタイムアウト時間を秒単位で指定します。尚、通信の帯域が狭く通信のレスポンスに時間を要する環境などで、IPLinkの通信にタイムアウトが頻繁に発生するような場合は、このタイムアウト時間を長く設定する等、調整を行ってください。

 

 

hint

IPアドレスは最大で3つまで設定することができます。