接続手順(Ethernet)

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > 機器接続ガイド > モディコン >

接続手順(Ethernet)

概要

本編では、モディコンの各機器とのEthernetによる接続について説明します。

 

 

対応機種

接続機器対応一覧

接続方式

シリーズ/機種等

接続ユニット

対応ドライバ

Ethernet

モディコン社製Modbus/TCP対応機器

TSXシリーズ等

・ETY PORT

モディコン-Ethernet

モディコン (Modbus5/6桁)

 

【接続時使用プロトコル】

Modbus/TCP

キーエンス社製Modbus/TCP対応機器

NQシリーズ

・NQ-MP8L相当

モディコン-Ethernet

モディコン (Modbus6桁)

 

【接続時使用プロトコル】

Modbus/TCP

 

 

設定ダイアログ詳細

Ethernet共通

 

パソコン側設定

c_plc_0600

 

 

パソコンIPアドレス
パソコンのIPアドレスです。自動を選択すると、デフォルトのIPアドレスが設定されます。

 

パソコンポート番号
パソコン側のポート番号です。「自動」にすると、空きポートが選択されます。
UDPでなくTCPで通信を行う場合は、自動にします。

 

ユニット側設定

c_plc_0601

 

 

ユニットIPアドレス
PLCのIPアドレスです。

 

ピングテスト
ピングテストを行います。成功した場合は物理的にネットワークが接続されていることを意味します。

 

ユニットポート番号
PLCのポート番号です。環境変数を使用することもできます。

 

通信詳細

c_plc_0602

 

 

待ち時間
PLCからの応答タイムアウト時間です。

 

リトライ回数
通信エラー時に設定した回数だけリトライします。

 

プロトコル
UDPかTCPを選択します。
Modbus/TCP接続の場合は、必ずTCP/IPを選択してください。

その他詳細設定

c_plc_0603

 

 

最小通信インターバル
PLCからデバイスの値を受信してから、つぎの送信を行うまでの、パソコン側の待ち時間を指定します。

 

最大通信サイズ
最大通信サイズは、各通信の1パケットあたりの最大のパケットサイズです。接続するModbus対応機器の1パケットあたりの最大サイズが小さい場合、まとまった領域の読み込みや書き込み時にエラーが発生する場合があります。そのような場合は、接続するModbus対応機器を調査し、設定値を調整してください。

 

通信プロトコル
HR(保持レジスタ)への書き込みについて、ファンクションコード16がサポートされていないModbus対応機器については、「ファンクションコード16に対応している」のチェックを外してください。チェックを入れなかった場合は、HRの書き込みの際、ファンクションコード6にて書き込みを行います。