FA-Serverの自動起動

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FA-Serverの自動起動

FA-Serverの自動起動設定

FA-Serverの自動起動の設定手順は以下のとおりです。

 

1.FA-Serverを起動します。

 

2.メニューより「運用ーオプション」を開きます。
 
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3.「起動時設定」タブより、FA-Server起動時の設定を行います。
 

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起動時にファイルを読み込む
FA-Server起動時に自動的にサーバ設定ファイルを読み込みます。運用対象とするサーバ設定ファイルを指定します。
 

起動時の待ち時間
FA-Server起動時の待ち時間を設定します。
「起動時の待ち時間」はFA-Server起動前に待機する時間です。他のアプリケション起動などの関係で、FA-Serverの起動自体を一定時間待機したい場合に設定します。
「ライセンスチェックタイムアウト時間」は、OS起動時などでUSBデバイスなどがまだ認識できていない状態などの場合にライセンスをチェックが完了するまでの待機時間です。「ライセンスチェックタイムアウト時間」は、ライセンスチェックの待機時間なので、必ずしも起動を遅延させるものではありません。例えば「ライセンスチェックタイムアウト時間」が長目に設定されていたとしても、ライセンス認識出来た場合はその時点で起動します。
 

起動時の動作モード
FA-Server起動時に、動作させるモードを選択します。運用時には「オンライン(最速)」に設定する事を推奨します。
 

起動時の二重化モード
FA-Serverの二重化運用を行う際に、対象のPCが二重化モードの「メイン」もしくは「サブ」のどちらで起動するかの設定です。二重化運用を行わない場合は「二重化しない」を選択して下さい。
 

 

attention

「起動時設定」の各項目はFA-Serverのサーバ設定ファイルへの保存ではなく、システム値としてOSのレジストリに保存されます。保存のタイミングは各項目設定後「OK」もしくは「適用」ボタンの押下後、FA-Serverを終了するタイミングで値を保存します。「起動時設定」の設定後は、必ず一度FA-Serverを終了させて、再度起動した後に各項目が反映されている事を確認して下さい。
 

 

 

4.Windows OSのスタートアップとして、FA-Serverのショートカットを登録します。
 
ここでは、Windows10を例に説明します。タスクバーのウインドウアイコンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。表示された実行画面で、「shell:startup」を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
 
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5.スタートアップフォルダが表示されますので、空いているスペースで右クリックして「新規作成ーショートカット」を選択するとショートカット作成画面が表示されます。「項目の場所を入力して下さい」の「参照」ボタンをクリックし、FA-Serverのインストールフォルダ内にあるFA-Serverを選択して下さい。
 
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6.ショートカットに登録が行われると、現在Windows OSにログインしているユーザでサインインが行われると、自動的にFA-Serverが起動します。「起動時の動作モード」を「オンライン(最速)」にしている場合、タスクバーにFA-Server のアイコンが表示されます。
 

 

hint

PCの起動時にFA-Serverを自動起動させたい場合は、Windows OSに自動的にログインさせる必要があります。自動ログインの設定については、Windows OS毎に異なりますのでWindows OSの自動ログインの設定を行って下さい。またその際、スタートアップにショートカットを登録するのは、自動ログインでログインするユーザのスタートアップに登録して下さい。

 

 

hint

FA-Serverの起動時にオプションを指定することができます。例えば、FA-Serverを起動するショートカットの設定で「/editor」オプションを指定して起動すると、FA-Serverをエディタモードとして起動することができます。起動時オプションに関する詳細については「FA-Serverの起動時オプション」を参照してください。

 

(「/editor」を指定した例)

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