バッチ転送(ODBC→タグ)

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バッチ転送(ODBC→タグ)

マニュアルの読み方

本章はリファレンス情報のみ記述されています。

構築手順につきましては、監視システム構築ガイドの「DBの値をタグに書き出す(バッチ転送)」を参照ください。

 

 

 

 

 

本アクションの特長

ODBCデータベースから値を取得し、取得した値をタグに書き込みます。

 

c_action_0369

 

 

設定手順

本アクションの設定手順は以下のとおりです。

 

1.タグを定義する
 
c_action_0031

 

2.バッチ転送(ODBC→タグ)アクションを定義する
 
c_action_0032
 

 

3.バッチ転送(ODBC→タグ)アクションにフィールドを追加する
 
c_action_0034
 
タグをドラックアンドドロップするだけで簡単に登録することができます。
 

4.データベースを作成する

 

データベースのテーブルレイアウトを定義します。以下は設定例です。

 

テーブル名:BATCH_TABLE

 

キーフィールド名:BATCH_NAME

値フィールド名:BATCH_VALUE

 
(SQLServer2017でのフィールド設定例)

c_action_0044

 

尚、対象DBMS毎の推奨データ型については、Appendixの「データベースとの接続設定」に記述されています。

 

テーブル名:BATCH_TABLE

 

5.データベースのフィールドとの対応付けを行う
 
アクションのバッチ転送の設定からODBCの設定を行います。
また、キーフィールド名と値フィールド名に、対応させるデータベースのフィールド名を指定します。
 
例)
c_action_0043
 
 

6.データベースのキーフィールドへの書き込み
 
本アクションを利用する際の必須の事前準備として、あらかじめデータベースの対象テーブルのキーフィールドに「バッチ名」(又は「タグ名」)を書き込んでおく必要があります。本アクションは、実行時にキーフィールドの値をもとに読み込み対象のレコードを識別する仕組みとなっています。
 
バッチ名の書き込みは、アクションにフィールドを追加した後に、以下の「マスターレコード作成」ボタンをクリックすることで一括で行うことができます。
 
c_action_0045
 
 
以下は、バッチ名がデータベースに正しく書き込まれた状態です(SQLServer2017の例)。
 
c_action_0046

 

 

 

アクションの設定

以下に、本アクションの設定項目について解説します。

 

アクション仕様

パラメータ

なし

 

ダイアログ

■バッチ転送

 

c_action_004

 

データソース
共通設定の「ODBC設定」を参照ください。

 

テーブル名
テーブル名を指定します。日付や時刻によりテーブルを切り替えることもできます。尚、対象のテーブル名には日付や時刻を含めて定義することもできます。日時を含めたテーブル名の設定方法については「日付/時刻フォーマット」を参照してください。

 

キータイプ
以下から選択します。
・バッチ名をキーにする ・・・本アクションに登録されているフィールド名(バッチ名)をもとに対象レコードを識別する
・タグ名をキーにする ・・・タグ名をもとに対象レコードを識別する

 

キーフィールド名
キーフィールドの名前を指定します。本アクションはここで指定されたフィールドを参照してキー値(バッチ名など)を識別します。

 

値フィールド名
値を格納するフィールドの名前を指定します。
 

 

 

hint

「詳細設定」タブでは、アクションの実行前などのタイミングでスクリプト(SC1)を実行したり、アクションの処理実行タイミングの調整(実行待ち時間の設定)を指定したりする事ができます。各アクションの詳細設定については「アクションの詳細設定タブの設定」を参照してください。