接続例【MICREX-SXシリーズ】

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接続例【MICREX-SXシリーズ】

概要

MICREX-SXシリーズとRS-232C接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

MICREX-SX NP1PH-08

通信ユニット

NP1L-RS2

 

設定環境

項目

環境

OS

WindowsXP Professional 32Bit

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

スイッチで設定

MODE

1(ローダー)

パソコン側の設定

ユニット設定

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

38400bps

バイトサイズ

8bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

フォルダ及び通信テスト時設定

接続方式

7B

接続ID

FE

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

attention

値をPLCへ書き込む場合は、必ずPLCのモードを「TERM」にして下さい。「RUN」もしくは「STOP」では書き込みができません

 

hint

PV1L-RS2相当の通信ユニットを使用する場合、通信仕様は(伝送速度:38400bps、バイトサイズ:8 ビット、ストップビット:1ビット、パリティ:偶数)固定になります。そのため、設定項目がありません。

 

hint

CPU付属のローダーポートでも通信できます。ケーブルは富士電機製SX-Programmer(D300win)で使用しているケーブルをそのまま利用します。特にPLC側に通信の設定をする必要はありません。通信仕様は(伝送速度:38400bps、バイトサイズ:8ビット、ストップビット:1ビット、パリティ:偶数)固定です。

 

 

PLC側の設定

「NP1L-RS2」に設定を行います。設定は前面にあるスイッチで行います。

 

1.前面のスイッチを以下のように設定する
c_plc_0324
 

スイッチ

説明

設定内容

MODE(ロータリースイッチ)

伝送モード

1(ローダー)

 

 

hint

スイッチの設定内容等の詳細については、富士電機「F55シリーズ 汎用インターフェースカード ユーザマニュアル TYPE NV1L-RS2」を参照してください。

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する

 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0827
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0326
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0327
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

38400

バイトサイズ

8bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

 

5.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0328
 

6.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0329
 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。

 

 

hint

接続テスト時及びフォルダの設定の「ネットワーク設定」では伝送の対象となるモジュールを指定します。(接続方式及び接続IDをカンマで区切ります。通常は7B,FEです。)

 

c_plc_0330

 

伝送対象モジュール

接続方式

接続ID

CPU0

7A

00

※7B(接続方式),FE(接続ID)と同じ意味です。7A(接続方式),00(接続ID)は2重化CPUに対応していないため、通常は7B,FEに設定してください。

CPU0 - CPU7及び

P/PEリンク、FL-netのSXバス局番

7B

FE - CPU番号0 (CPU0)

FD - CPU番号1 (CPU1)

...

F7 - CPU番号7 (CPU7)

F6 - CPU番号8 (P/PEリンク、FL-net)

...

EF - CPU番号F (P/PEリンク、FL-net)