接続例【CPU301】

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接続例【CPU301】

概要

CPU301とのEthernet接続の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

CPU301

通信ユニット

CPU付属ポート

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

ツール

MPE720 Ver7.28.0100

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

IPアドレス

192.168.0.100



サブネットマスク

255.255.255.0



ゲートウェイIPアドレス

0.0.0.0



ポート番号

10001

パソコン側の設定

ユニット設定

IPアドレス

自動



ポート番号

自動



通信プロトコル

UDP

フォルダ及び通信テスト時設定

CPU番号

01

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

PLC側の設定

「CPU301」に設定を行います。設定はMPE720で行います。

 

1. メニューの「オンライン」-「接続」を選択し、PLCに接続を行う
 

2.「モジュール構成定義」を選択する
c_plc_0520
 
 

3.モジュール構成定義ウインドが表示されたら、「218IFD」をダブルクリックする
c_plc_0521
 

4.詳細定義ウインドが開いたら、パラメータを以下のように設定する
c_plc_0522
 

設定

設定内容

IPアドレス

192.168.0.100

サブネットマスク

255.255.255.0

ゲートウェイIPアドレス

0.0.0.0

 

5.「簡単設定」ボタンを押下して、設定画面表示する
c_plc_0523
 

6.コネクションパラメータを以下のように設定し、「OK」ボタンを押下する
c_plc_0524
 

設定

設定内容

コネクション番号

1

通信プロトコル

拡張メモバス

MPシリーズ:ポート番号

10001

相手機器:ポート番号

00000

相手機器:相手局IPアドレス

000.000.000.000

コネクションタイプ

UDP

データコードタイプ

BIN

 

7.パラメータを設定したコネクションの「設定」ボタンを押下する
c_plc_0525
 

8.自動受信を「有効」にする
c_plc_0526
 

9.設定を保存し、モジュール構成定ウインドを閉じ、メニューの「オンライン」-「フラッシュ保存」を選択し、設定の書込をおこなう
c_plc_0527
 

10.書き込み完了後、PLCの電源を再投入する

 

 

attention

パラメータ設定後は、PLCの電源を1度落とすなどして、設定の反映を行う必要があります。リモートリセットがツールから行える場合がありますが、確実に反映させるために、電源を1度落とすことをお勧めします。

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する
 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0528
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0529
 

4.「パソコン側設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0530
 

設定

設定内容

パソコンIPアドレス

自動

パソコンポート番号

自動

 

5.「ユニット側設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0531
 

設定

設定内容

ユニットIPアドレス

192.168.0.100

ユニットポート番号

10001

 

6.「ピングテスト」を選択し、ピングが正常に通るか確認を行う
「Ping test is success~」といったメッセージが表示されれば、テストはOKです。
 

7.「通信詳細」でプロトコルを選択する
c_plc_0532
 

設定

設定内容

プロトコル

UDP(推奨)

 

8.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0533
 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。