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フェースプレート部品一覧
DCS標準サンプルには、各構造化タグクラスに対応したフェースプレート部品が含まれています。フェースプレート部品はグラフィック部品と同様に、複数のオブジェクトを組み合わせてグループ化したグループオブジェクトとして実装されています。各部品は呼び出し元のViewコントロールに埋め込まれて呼び出されることを想定して、フェースプレート部品と同サイズのフォーム上に配置されています。下表の「フォームID」列に記載されているフォームが、実際に部品が配置されたフォームです。
■フェースプレート部品一覧
対象機種 |
対応クラス |
名称 |
フォームID |
対応FB |
SYSMAC SC/SJ |
SYSMAC.CJ.SI |
入力スイッチ |
FP_SYSMAC_CJ_SI |
特に限定なし |
SYSMAC.CJ.SO |
出力スイッチ |
FP_SYSMAC_CJ_SO |
形式222モータ操作相当 |
|
SYSMAC.CJ.PVI |
数値指示 |
FP_SYSMAC_CJ_PVI |
形式034指示相当 |
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SYSMAC.CJ.SVO |
数値設定(SV) |
FP_SYSMAC_CJ_SVO |
形式031指示設定相当 |
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SYSMAC.CJ.MVO |
数値設定(MV) |
FP_SYSMAC_CJ_MVO |
形式032指示操作相当 |
|
SYSMAC.CJ.CNT |
カウンタ |
FP_SYSMAC_CJ_CNT |
形式208カウンタ相当 |
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SYSMAC.CJ.PR |
比率設定 |
FP_SYSMAC_CJ_PR |
形式033比率設定相当 |
|
SYSMAC.CJ.PID |
基本PID |
FP_SYSMAC_CJ_PID |
形式011基本PID相当 |
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MELSEC QnPH |
MELSEC.QnPH.SI |
入力スイッチ |
FP_MELSEC_QnPH_SI |
特に限定なし |
MELSEC.QnPH.SO |
出力スイッチ |
FP_MELSEC_QnPH_SO |
M_MVAL1相当 |
|
MELSEC.QnPH.PVI |
数値指示 |
FP_MELSEC_QnPH_PVI |
M_MONI相当 |
|
MELSEC.QnPH.SVO |
数値設定(SV) |
FP_MELSEC_QnPH_SVO |
M_SWM_相当 |
|
MELSEC.QnPH.MVO |
数値設定(MV) |
FP_MELSEC_QnPH_MVO |
M_MWM相当 |
|
MELSEC.QnPH.CNT |
カウンタ |
FP_MELSEC_QnPH_CNT |
M_COUNTER1相当 |
|
MELSEC.QnPH.PR |
比率設定 |
FP_MELSEC_QnPH_PR |
M_R相当 |
|
MELSEC.QnPH.PID |
基本PID |
FP_MELSEC_QnPH_PID |
M_PID相当 |
フェースプレート部品は通常のグラフィック部品と同様に、グループオブジェクトとして実装されています。通常はコントロール画面やチューニングダイアログ、シンボルクリック時のポイントダイアログからViewコントロールに埋め込んで利用されることを想定して、上表に記載されたフォームIDのフォーム上に張り付けられています(もしくは、全てのフェースプレート部品をあつめたフォームとして「GraphicSymbol_Sample2」があります。いずれのフォーム上の部品も同じ部品が張り付けられています)。 フェースプレート部品は、部品そのものをグラフィック画面上に張り付けて利用することも可能です。部品単体で張り付けて利用する場合は、上表のフォームから部品だけをコピーして目的のフォームに貼り付け、部品のオブジェクト名が同一フォーム上で重複しないように必ずNameプロパティを変更し、StructTagAddrカスタムプロパティに対して対象の構造化タグアドレスを設定するだけで動作します。 |
フェースプレート部品:共通仕様
●グループオブジェクトとして実装されています。
●グループオブジェクトのカスタムプロパティに対して設定を行います。
●部品上部の表示仕様
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パーツ |
説明 |
•PVをバー表示します。上下の数値はPVのレンジを表します。 •上下限警報が有効になっている場合、しきい値の位置に三角マークを表示します。警報が発生すると、バーの表示色が三角マークの表示色と同じ色で表示します。
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•SVの編集入力ができます。 •エディットボックスから数値を直接入力するか、上下矢印ボタンで数値を編集できます。 •カスケード時は編集不可になります。 •SETボタンが有効の場合、値編集はSETをクリックするまで下位には書き込まれません。 |
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•SVは水色の上下スライダーからも設定変更できます。カスケードモード時は、SVは編集不可になります。 •左記の黄色バーは設定可能範囲を表します。スライダーはこの範囲内に限り移動可能です。 |
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•マニュアル時、MVの編集入力ができます。 •エディットボックスから数値を直接入力するか、上下矢印ボタンで数値を編集できます。 •左右スライダーによる値変更も可能です。 •MV上下限警報が有効になっている場合は、しきい値ラインに三角マークが表示されます。警報が発生すると、バーの表示色が赤色で表示されます。 •SETボタンが有効の場合、値編集はSETをクリックするまで下位には書き込まれません。 |
フェースプレート部品仕様:オムロン(SYSMAC.SJ)
パーツ |
説明 |
•自動(A)/手動(M)モードの切り替えを行います。 •現在選択されているモードのボタンが緑色で表示されます。 •自動モードの時、SOのON/OFF操作ボタンは選択不可になります。 •同じく自動モードの時、MVは編集不可になります。 |
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•ローカル(L)/カスケード(C)モードの切り替えを行います。 •現在選択されているモードのボタンが緑色で表示されます。 •カスケードモードの時、SVは編集不可になります。 |
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•オムロンの場合、MVの設定可能レンジの範囲と、MV上下限警報のしきい値設定は、別々の情報となっています。設定可能レンジは上位側のみの内部情報で、下位側には書き込みません。警報しきい値の三角マーク表示、は左記のようにバーの範囲の内側に表示されます。 |
オムロンの場合、「自動/手動」「ローカル/カスケード」のモードを別々に設定することができます。尚、オムロンではカスケードのことを、「リモート」とも称します。 |
フェースプレート部品仕様:三菱電機(MELSEC.QnPH)
パーツ |
説明 |
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•カスケード(C)/自動(A)/手動(M)モードの切り替えを行います。 •現在選択されているモードのボタンが緑色で表示されます。
•各モードのSV、MVの編集可否は以下のとおりです。
※SVOはMV編集機能が無いため、自動/手動で特に動作に差はありません。
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•自動(A)/手動(M)モードの切り替えを行います。 •現在選択されているモードのボタンが緑色で表示されます。 •自動モードの時、SOのON/OFF操作ボタンは選択不可になります。 |
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•MVOはマニュアルしかモードがありません。常にMVを操作可能です。 |
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•三菱の場合、MVの設定可能レンジの範囲とMV上下限警報のしきい値設定は、同一のデバイス情報で表現されます。MV警報閾値を画面から変更すると、MVのレンジ表示も閾値と同様の範囲に連動して変更されます。従って、MV警報が有効の時、警報しきい値の三角マーク表示は左記のように常にバーの両端に表示されます。 |
三菱電機の場合、「自動/手動/カスケード」のモードのうち、いずれか1つのモードしか選択できません。 |