PA-Panelと計装PLC間のデータフロー

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PA-Panelと計装PLC間のデータフロー

計装PLCとPA-Panel間のデータフロー

計装PLCとPA-Panel間でのデータフローについて解説します。

 

1)まず、計装PLCとの通信は、Panel Serverの通信ユニット配下に登録された「実タグ」を介して行います。実タグの参照先は、計装PLC側で実装された各ファンクションブロックの情報がマッピングされた拡張メモリ領域に対して行うように設定する必要があります。

 

2)次に、構造化タグのメンバのうち、計装PLCと授受が必要な情報については実タグのタグパスとのバインドによってリンクされます。これにより、構造化タグのメンバを参照する事により(実タグを介して)計装PLCの情報を取得することが可能となります。

 

3)DCSサンプルの各種機能は実タグではなく構造化タグのメンバを参照し、画面表示、ロギング、アラーム監視などの各種処理を行います。

 

具体的なデータフローは下図に示すとおりです(※以下は、MELSEC QnPHの例です)。

 

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