イメージスイッチコントロール

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イメージスイッチコントロール


イメージスイッチコントロール (ImageSwitch)

 

 

hint

使用できる画像フォーマットは、「JPEG形式」「GIF形式」「BMP形式」「PNG形式」です。

※但し、「GIF形式」のアニメーションには対応していません。

 

スイッチとしての利用

イメージスイッチコントロールはSwitchValue プロパティを持っていて、マウスで押されたときにON/OFFが切り替わります。

 

1)値が切り替わるとOnSwitchChangedイベントが発生します。

2)SwitchValueにタグをバインドして、タグの値をON(TRUE)/OFF(FALSE)できます。

3)SwitchTypeプロパティで、マウスで押されたときにどのようにSwitchValueの値を変更するのかを設定します。SwitchTypeプロパティは以下の5つの中から選択します。

 

SwitchType設定

スイッチタイプ

説明

A_SWITCH

A接点スイッチ

押している間、SwitchValueをONにします。

B_SWITCH

B接点スイッチ

押している間、SwitchValueをOFFにします。

ON_SWITCH

ONスイッチ

押すと、SwitchValueをONにします。

OFF_SWITCH

OFFスイッチ

押すと、SwitchValueをOFFにします。

ALTERNATE_SWITCH

オルタネートスイッチ

押すと、SwitchValueを反転します(OFFの時はONに、ONの時はOFFにします)。

 

 

 

透明度(Alphaプロパティ)について

 

Alphaプロパティは絵を透かせて表示させるためのプロパティです。0から1の間で設定します。Alphaプロパティを1より小さい数に設定すると、透明化されていきます。

 

cr_0076

cr_0077

cr_0078

cr_0079

cr_0080

1

0.75

0.5

0.25

0

 

attention

透明化は通常のイメージの表示よりもCPUに高い負荷がかかります。

 

 

 

回転(Angleプロパティ)について

 

Angleプロパティは絵を回転させて表示させるためのプロパティです。0から360の間で設定します。360より大きい数や、0より小さい数を設定した場合は、360で割った余りが適用されます。Angleプロパティを0以外の数にすると絵が回転します。回転の中心はデフォルトで中央位置になっています。以下のポイントをマウスで移動させることにより、回転の中心を移動できます。

 

cr_0184

 

attention

回転時は通常のイメージの表示よりもCPUに負荷がかかりますのでご注意下さい。あらかじめ回転後のイメージファイルをペイントなどのイメージソフトで作成しておき、複数のイメージファイルを組み合わせて動作を表現した方が負荷が軽減できる場合もあります。

 

hint

Angleプロパティによる回転は、実行時に回転します。Panel Editor で編集中は回転しません。

 

 

マスク色(MaskColorプロパティ)について

 

MaskColorプロパティはある決まった色を元に背景をすかせて表示させるためのプロパティです。

主に絵の背景色を透かせて表示させるためのプロパティです。

 

cr_0082

cr_0083

cr_0084

cr_0085

マスク色無し

黒色でマスク

青色でマスク

赤色でマスク

 

 

attention

マスク時は通常のイメージの表示よりもCPUに負荷がかかりますのでご注意下さい。例えば、あらかじめ背景色をフォームの色と同じにしたイメージファイルをペイントなどのイメージソフトで作成しておいて表示した方が負荷を軽減できます。