エネルギー種別の登録

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エネルギー種別の登録

概要

エネルギー種別の登録は、エネルギー種別登録画面から行います。この作業は、クライアントが実行された状態で設定画面から行う必要があります。

 

以下に、エネルギー種別登録の操作方法について説明します。尚、以下の操作は、Panel Server、Panel Browserともにオンライン実行されている状態で行って下さい。

 

エネルギー種別登録画面の表示

エネルギー種別の登録

 

 

 

エネルギー種別登録画面の表示

エネルギー種別の登録は、エネルギー種別登録画面から行います。

 

この設定画面はエネルギー管理画面のメニューから呼び出すことができます。

メニューを表示するには、画面右上に表示されている設定アイコン(歯車アイコン)をクリックします。

 

p_ems_0046

 

画面の右側に表示されたメニューの中から「ポイント登録」を開き、「エネルギー種別登録」を選択してください。

 

p_ems_0047

 

設定画面が表示されました。

 

p_ems_0048

 

 

エネルギー種別の登録

エネルギー種別の登録では、電気、ガス、重油、水道、熱量などのエネルギーの種別を登録します。

尚、ここで登録するのは電気、ガス、などの名称のみです。

 

 

hint

換算グラフで原油換算グラフを表示する場合、電気、ガス、水道などの実際に消費するエネルギーの種別とは別に、「熱量」というエネルギー種別が登録されている必要があります。エネルギー管理の換算処理の流れについては「エネルギー種別と換算処理」に記述されています。

 

 

エネルギー種別を追加するには、「追加」ボタンをクリックします。

 

p_ems_0049

 

 

すると、リストに新たな行が追加されます。

 

p_ems_0050

 

 

リストをダブルクリックすると編集可能な状態になります。登録したいエネルギー種別の名称を直接入力してください。

 

p_ems_0051

 

 

以下は、一般的な種別として、「電気」「ガス」「水道」そして「熱量」を登録した例です。

 

p_ems_0052

 

設定を保存するにはOKボタンをクリックしてください。

 

 

尚、ここで重要な考え方として、エネルギー種別の登録では、電気、ガス、水道などの実際に消費するエネルギーの種別とは別に、「熱量」という種別を必ず登録しておく必要があります

 

エネルギー管理グラフで原油換算原油換算を行う際の換算処理では、電気、ガスなどのエネルギーから、一旦、熱量に換算して単位をそろえ、熱量から原油に換算するという二段階の処理が行われる仕組みとなっています。この「熱量」というエネルギー種別は、その際に使用されます。