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仮想通信について
ユニットを「仮想通信」にすると、PLCとの通信が行われず、常に内部キャシュ上での値の読み書きのみとなります。
仮想通信は、PLCが手元にない環境でのデバッグ時などに使用することができます。
Panel Serverをオンラインデバック(赤矢印)として実行すると、すべてのPLCが仮想通信になります。
また、細かいレベルで仮想通信にしたい場合には、ドライバ全体、ユニット、フォルダ、タグの単位で仮想通信を個別に設定することができます。
尚、システムプロパティ「Virtual」で外部から仮想通信のモードを切り替えることができます。詳細はシステムプロパティを参照してください。
■ドライバ
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■ユニット
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■フォルダ
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■タグ
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オンラインデバッグを使用する場合は以下の注意点があります。
・仮想通信の場合、タグやPLCの設定に依存せずに、自由な値が書き込めるようになります。例えば、タグのタイプが整数にもかかわらず、少数を含む値を書き込めたり、PLC上のアドレスの範囲を超えるような値を書き込めたりするようになります。 ・仮想通信の場合、タグフィルタを設定していてもフィルタ機能が無効化されます。
上の注意点は仮想デバイスを使用する場合も同様に意識する必要があります。例えば通常の設定では、オンラインデバッグにすると仮想デバイスについても仮想通信となります。仮想デバイスはそもそもPLCと通信を行わないユニットであるため、仮想デバイスのタグにタグフィルタを設定しているようなケースでは、オンラインデバッグ時に仮想デバイスを仮想通信から除外したい場合があります。そのような場合は、ユニットのプロパティの「詳細設定2」の「オンラインデバッグ時、仮想通信にしない」にチェックを入れることで、オンラインデバッグ時に仮想通信から除外することができます。
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