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タグの登録
タグの作成方法には以下の2つの方法があります。
1.タグ設定ファイルによる方法
2.メソッドによる方法
1.タグ設定ファイルによる登録
あらかじめタグエディタでタグ設定ファイルを作成しておき、VisualBasicのプログラム内から読み込む方法です。この方法による読みこみでは「LoadFile」メソッドを使用します。例えば、タグ設定ファイルを複数用意しておき、任意のタイミングでプログラム内からタグ設定を切り替える事などが可能です。メソッドによる読み込みの他、アプリケーションの起動時に自動的に設定ファイルを読み込むように指定することもできます。この設定はFA-Engineの「起動時設定」プロパティページの設定で行うことができます。
2.メソッドによる個別登録
AddTag/DelTag等のメソッドを利用して、プログラム内からタグの登録を自由に行うことができます。この方法はタグ設定ファイルを読み込んだ後でも、タグの追加・削除を任意に行うことができます。尚、GetTagName/GetTagParam等のメソッドを利用する事で、設定されているタグの情報をプログラムから参照することもできます。
タグ設定ファイルの形式
タグディタによって保存される設定ファイルはXML形式のテキストファイルです。設定ファイルにはタグ設定情報の他、タグエディタ独自の設定内容も含まれています。設定ファイルの形式は、「FA-Server」/「FA-Panel」などのFAシリーズアプリケーションで互換性があり、テキストエディタなどで直接編集することもできます。
尚、純粋にタグの情報だけを編集したい場合には、タグの設定内容をCSVファイル形式で書き出し、あるいは読み込むための機能が用意されています。この機能によって書き出したCSVファイルは、Excelなどで直接編集して再度取り込む事などが可能であり、大量のタグを編集する際に便利な機能です。
タグパス
タグは以下の3階層で設定されます
•ユニット・・・U01など •フォルダ・・・F01など •タグ ・・・T01など |
ReadVal / WriteVal / GetVal / SetValなどのメソッドではタグパスを指定する必要があります。タグパスは以下のように3階層を「.」(ピリオド)でつなげた文字列です。
AxEng1.ReadVal “U01.F01.T01”, value ※アンダーバー部分がタグパス |
また、AccessPathプロパティを用いることにより、一括してタグパスの前半文字列を省略することができます。
AxEng1Eng1.AccessPath = “U01.F01.” AxEng1Eng1.ReadVal “T01”, a AxEng1Eng1.ReadVal “T02”, b AxEng1Eng1.ReadVal “T03”, c AxEng1Eng1.ReadVal “T04”, d |